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生地と記事

こんにちは。

ズボン片方の裾がほつれましい、押し入れから裁縫道具を取り出し、まつり縫いで修復しました。8年ほど前に洋裁を勉強し、洋服の仕立てをしていましたので、指先が程よくスムーズに動きました。

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針と糸で生地を洋服に作る過程と、記事や文章を書く過程は、とても似ていると感じます。
両者とも丁寧にコツコツと、決して派手ではないことを地道に繰り返します。そして、完成した際の喜びは一入です。自分の思い通りになることも、自分の思い通りにならないこともありますが、何方も喜びの種になり、次回への成長の種になります。
作る過程では自分自身と向き合いますから、自分の一面が露呈します。全体像を模索したり。細部に非常なこだわりを見せたり。面倒になり多少の誤魔化しを入れ、ショートカットをしたり・・・。様々な自分が現れ、「こんにちは」をして去っていきます。

心地好いひと時だと感じます。音楽を聴きながら、考え事に耽ることが出来ます。またミシンを踏みたくなりました。現在は、一人暮らしの部屋が狭いため、熊本の実家に職業用ミシンを置いています。母が使っているとか、どうとか。


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当時の写真ですが、生地をデザインして生地屋さんに染色を依頼したり、hanacoのファスナーを作ったり、よくやっていたものです。無謀な趣味の延長でしたので、殆ど収益はありませんでしたが・・・。当時の話も、機会がありましたら、掘り起こしてみようと思います。


余談ですが、短編小説の推敲が終わりましたので、昨日から新作を書き始めました。


雲の峰がぐんぐん成長する季節、皆様も熱中症にはお気をつけください。



花子出版   倉岡 


文豪方の残された名著を汚さぬよう精進します。