肉と魚がなくなる……えいや！と外に出ると、街のディスプレイも春らしくなっていました。出不精の目には陽光が眩しい……。

そして、道端も。

美味しそう！と立ち止まる私。はい、街路樹の根元です。ピリッとした辛みがあるそうで、アイヌでは鮭料理に合うとされているそうな。食べてみたいですねぇ、夜な夜な摘みに来ても良いでしょうか。

しかし、人通りが多いのですよ。ここはMUJIの銀座旗艦店の近く。並木通りで草摘みができるとは、なかなか粋じゃありませんか。

以前も銀座三越の前ですくすく育っていたナズナの写真をアップしましたが、これはどこでしょう？マロニエ通りです。

写真の上部、黒地に「EL」と見えますが、CHANELです。毎日CHANELを眺めるナズナですね。ここまでトウが立つと、さすがに固いでしょうか。

今、中のギャラリーで開催している写真展がいいよと美術先輩に教えてもらったのですが、確か一旦中に入って奥のエレベーターで上がるはず……写真の「CHA」の辺りまで人が並んでいます。ギャラリーが観たいのだとドアマンに言えば並ばず入れてくれるのでしょうか。しかし、あんまり変な服で入れない（入りたくない）ところです。

道路の真ん中を歩いている人の足が写っていますが、これは歩行者天国の時間帯なのでOKです。ただ最近、歩行者天国なのに自転車で走っている人が増えたように思います（以前から一定数いたのです、残念ながら）。

銀座の商店会と築地警察の名で「自転車は降りて押して」と書かれた樽型のものも置かれていましたが、多分英語・中国語・韓国語表記も必要です。

ただ、大体そういう人はそんな表示が目に入らないのと、混んだ歩道でもお構いなく自転車で走れる鈍感力があります。放送で自転車は通行禁止と言うなり、遊歩道の入口のように自転車が入れない構造にするなりしないと、ダメなのかもしれません。嘆かわしい。

今年まだ見ていないのがホトケノザ。葉はあるのに、ちょっと赤紫の点は見えるのに、全然花を見かけません。

信号待ちの時間も、足元の春探し。いつもカラスノエンドウが咲いた奥にツクシが顔を出すのも、今年は未だなのか出ないのか。毎年の常連には会いたいものです。