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プレゼンテーションの講座を受けました。得意でも不得意でもありません。仕事だからやりますけど、ぐらいの気持ちでやってきました。

でもね、慣れました。あれは慣れが大きいと思います。この日の先生も練習だとおっしゃっていました。コンサルティングの会社は、一回のプレゼンテーションに対して練習を30回ほどするのだとか。骨子を決めて、プレゼンに沿ってブツブツ言ってみて、あとはぶっつけ本番の身には耳の痛い話。

とはいえ、コンサルタントはそのプレゼンの成果によって、会社の売上と自分の成績が決まるわけで、社内のちょっとした情報共有や手続きの説明とは熱の入れ方が異なって当たり前とも言えそうです。

プレゼン資料は事前に提出していて、先生は既にご覧になっています。
演習は4人1組でしたので、プレゼンする相手は3人。緊張はしにくいでしょうけれど、質問は出てきそうな人数です。

プレゼンは人によって対象が、新入社員だったり中堅社員だったり管理職だったり。3人はその想定に合わせて聞き、新人へのプレゼンであれば新人としての質問をします(若者向けだとなかなか難しい!)。

その後、今のプレゼンこうだったよ、と産業カウンセラーの仲間としてフィードバックして、教室の4グループを順に回っている先生の講評がある、という形式でした(先生が大変…)。

私のプレゼンの番で質疑応答を終え、先生が回ってきた時に言われたのは
「あなた自信なさそうに見えたけど、上手じゃん」

こう言われたら、どう思いますか?
凹みます?
「上手」という部分は嬉しいですか?
私を誰だと思ってるんだ!と怒りますか?

私はマスクの下でニヤリとしてしまいました。上手そうに見えてしまったら、上手で当たり前になってしまいますから、スタート地点は低い方が評価が相対的に高くなるものです。ギャップがあった方が印象に残るかもしれませんし。

演習の前は教室形式で座学。前の方にいたので、何か不安げな雰囲気でも醸し出していたのでしょうか。何年もこの講座で教えられている先生の判断基準はおありでしょうが、必ずしもその通りではないのですね。良い意味で印象を裏切っていく生徒になるのも悪くない、と思いました。

PowerPointが出てから、簡単にプレゼンテーションが作れるようになったゆえに、「それっぽいけれど響かない」プレゼンが増えたそうです。結局、大事なのは見た目よりも内容ですね。

社会人になった頃に教わったプレゼン資料は、とにかく文字を大きく、字数を少なく、と教わりました。まだ1人1台PCを見ながらという時代ではなく、大きな会議室でプロジェクタで投影するので、大きな文字でないと遠い人に見えないのと、情報を詰めすぎると伝わらないと言われました。

これはツールが変わっても、結局同じようです。

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