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開院したてのクリニックに行ったところ、エレベーターを降りたらむせかえる花の香り。お祝いのお花の中に百合がありますな。

ただ、具合の悪い人の来るクリニックに、しかも狭いロビーにこのような強い香りのお花はよろしくないのでは……胃腸が専門のようですので、胃のムカムカや吐き気のある人には辛そうです。それが原因で誰かが百合嫌いになったら悲しいです。

医療機関に贈るアレンジだと気づかなかったのかしら……と思ったのですが、お祝いの札にきちんと〇〇クリニックとありました。外に出す花にしてはカゴ生けですし、届け先がビルのX階とあったら廊下かロビーかというところでしょう。

カサブランカのアレンジが一基、オリエンタルリリーが一基。
確かに、大ぶりの百合は存在感がありますし、空間が埋まって花材も減らせるかもしれませんし、アレンジは楽でしょう。でもねぇ……。

百合は香りが強くても好きです。暗い夜道で姿は見えなくても百合の香りが漂ってくるような場面を好むほどです。が、病院やレストランだったら選びません。

「アンタ、病院(レストラン)に飾るのにその百合はダメでしょ!」
と、私の師匠も言いそうです。レストランに香水をプンプンさせて行くのだってマナー違反ではないですか。使いたいなら香りのない百合を、ね。

🌼

通っている整形外科が開院した時もお花で溢れていました。やはり胡蝶蘭が多い中、他と雰囲気の違う胡蝶蘭がありました。珍しい色だと思いました。
一度良くなったので行かなくなり、腰椎捻挫でまた通うようになった時、違いがわかりました。

それは造花だったのです。花の部分の見た目は和紙のような感じです。目線より高い場所にあったので、そうとは気づきませんでした。
花は散るから美しいとも言えますが、枯れずにずっと飾れるものが一つぐらいあっても良いなと思いました。

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