久しぶりに帰省しました。例の感染症が流行してからも母が入院していた時は何度か帰っていましたが、それでも2年と少しは帰っていなかった気がします。まあ、実家からも通勤できるぐらいの距離なのですが……。

日々の通勤は乗車9分ですので、長時間の乗車に腸や腰が耐えられるのか不安だったため、大人の乗り物を予約していました。

松屋銀座で予約していたケーキを受け取り、時間があったので日比谷まで歩きました。

最近、東京ミッドタウン八重洲のことを書いていましたが、こちらは日比谷。日比谷線の駅を通りすぎてここを抜けると、千代田線の日比谷駅です。
ここから霞が関へ。

一度乗ってみたかったんですよ、千代田線直通の小田急ロマンスカー。ロマンスカーといえば赤のイメージで、青は初めてです。

私の最後の記憶では、特急料金は新宿まで450円（平成のいつか）でしたが、ネット予約で割引になっていても660円でした。隣は空いていましたし、座席が確保できるのだから高くはないのかもしれません。

大人の乗り物と書いたのは料金の話ではなく、新卒の頃に遡ります。
当時の上司も小田急民だったので、
「いい？新宿で遊ぶ時はまず、最終のロマンスカーの切符を買っておくんだよ。それに間に合う時間まで目いっぱい遊べる（飲める）し、酔っ払いでギュウギュウの急行に乗らなくて済むでしょ？」
と教わりました。

自分で稼ぐようになるとそういう使い方をするのか～、なんて思ったものでした。もちろん、行楽地へ向かう家族連れも利用しますが、私の中ではこの上司の教えにより大人の乗り物となりましたとさ。

帰りは急行に乗ったら、座れたくせに気分が悪くなったので、少し待ってでもまたロマンスカーにすれば良かったと悔やむのでした。

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