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【青森③】青森県立美術館は常設展示もすごかった…!

あおもり犬の住まいである青森県立美術館は、奈良美智さんをはじめ、棟方志功やウルトラマンの生みの親である成田亨など青森出身のアーティストの作品をたくさん所蔵しています。

入館して企画展示室に入る前にまず観ることができるのが、
シャガールによるバレエ『アレコ』の背景画。
思わず見上げてしまうその大きさに圧倒されます。

左:第4幕 サンクトペテルブルクの幻想 
右:第3幕 ある夏の午後の麦畑

シャガールは亡命先のアメリカでバレエ『アレコ』のこの背景画の依頼を受け、
たった1か月でこの4幕を完成させたというのだから、なお驚きです。

現在全4幕が飾られていますが、うち1枚はフィラデルフィア美術館から借りているもの。(今のところ24年3月までの借用だそう!興味ある方は急いで…!!)残りの3枚は1994年に青森県が購入したもの。
飾られているホールの名は、アレコホール。
実は学芸員さんが入るよりも前に収蔵されていたのだそう。
建築に当たってアレコありきだったというのがまたすごいですね。

またコレクション展示には、日本人が成長過程で一度は通る道、『ウルトラマン』のデザインをした成田亨氏の作品。

幼少期、七夕の短冊に『ウルトラマンになりたい』と書くくらいにはウルトラマンの存在を信じ、ウルトラマンが大好きだった私にとって、ウルトラマンだけでなく怪獣たち(ガラモンにゼットン、バルタン星人にメトロン星人などなど…)の原画がたくさん!で興奮冷めやらずでした。企画展も過去されていたらしく…これも見たかった…!!

多くの人をとりこにするアートがいっぱいの青森県立美術館。
みなさんも足を延ばしてみてはいかがでしょう?


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