戸惑いと決断と

雨がしとしとと降っている寒さで、凍えているハナハナです。
これだけ気候の変化があると体調を崩され退所される方も増えてきます。
退所されること自体は寂しく、時に残念な気持ちになることもあるのですが、それと同時に新たな出会いを迎えるタイミングともなります。

特養の入所の際にお申し込みを受けている方で特に緊急度が高いからご案内を差し上げます。
しかし、申し込んだときとご案内のをするときにタイムラグがあることも多いのも事実です。

そのような時に、ご家族としては、「申し込んだときは在宅生活は無理だ思っていたけど、今は安定していて大丈夫かも…」と入所を迷われることもあります。
もちろん、実際に大丈夫な状態であればご家族とご本人の望まれる形での生活を続けていただけるように応援いたします。

しかし、中には「本当に大丈夫かな?」と思うような状況のご家族もおられます。
ご家族が「大丈夫。」といわれていても、それを在宅で支えておられるケアマネさんや他のチームメンバーの方からも心配が聞こえてくるようなときです。
そのような時に無理に進めることは致しません。
無理に進めても必ず不満につながるからです。

でもそんなときには必ず今の生活の状態をきっちりと整理できるようにし、継続可能か?
また、特養に入所することで家族の関係性が壊れると不安になる方には、その良好な関係性を維持できるために適度な距離感を持っていただくことの説明をします。

そのような戸惑いの中で少しずつ整理された答えが「入所」とい決断だった場合は私たちは全力で受け入れをさせていただくことになります。

戸惑いの先の決断を尊重できるチームではあろうと思っています。

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