ウルトラマン80、46話視聴感想

ウルトラマン80、46話視聴。

ウルトラシリーズはそもそもSF(サイエンスフィクション)感が強いですが、今回はSFでもSF(少し不思議)な感じです。


スキー板が外れて滑り込んだ洞窟内で、魔神マアジンの封印された壺を見つけた兄妹。キレイ好きなマアジンは掃除をした子どもの欲しいものを一つずつ出してくれます。噂が噂を呼び、「ものが欲しいから掃除をする」子どもが続出。高いところなど危険な場所の掃除もやろうとする子が出てきます。矢的隊員が受けとめなければ死人が出てました。

噂を聞き付けたいじめっ子たちがそんな壺を強奪。「本物そっくりのレッドキングを出して」と言われ、疲れたマアジンが出したのが、おもちゃではなく等身大の本物と寸分狂いないレッドキング!

80は子どもたちに「楽ばかりしていてはいけない」と伝えるため、その戦いを見せるのでした。



怪しいおじさん感満載、魔神マアジン。「~でがすよ」が口癖の、キレイ好きな魔神です。子ども好きの、善性が強い人外です。呪文といい容貌といい、ファンタジーよりでがすね。←わざとですよ?

悪意などは全くなく、頼まれた分の仕事はきっちりこなします。

マアジンが疲れてしまったことが原因で……となってましたが、よく台詞を聞いてみると、マアジン間違ってないんです。

いじめっ子の一人がレッドキングのおもちゃを所望する台詞が「本物そっくりのレッドキングを出して!」なんです。「おもちゃ」なんて一言も言ってないんですよ。マアジンが疲れてなければ「そんなもの出したら街がめちゃくちゃでがすよ!?」とか止めてくれたでしょうが、昼寝を邪魔されて疲れはててたので判断力も落ちてたんでしょう。考えれば考えるほど、無理矢理働かせたいじめっ子たちが悪い。


あと彼らが出してもらう怪獣のおもちゃの候補として上げていたのが、エレキング、ウー、レッドキング。エレキングとレッドキングは分かります。凄く強いし、方や電撃の使役怪獣、方や手の付けられない凶暴怪獣。……挟まれるのが、何でウー?

初代ウルトラマンでもエースでも、私そのエピソード号泣したんですが……


今回も涼子隊員は一歩前進。別に、便利な物は使っていいと思います。使い方を誤らなければね。オーバーテクノロジーは手に余ることが多いですから、迂闊に出すのは危険。

「郷に入っては郷に従え」を「郷ひろみ」って…日本に染まってますね(笑)

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