ウルトラマン80、43話視聴感想

ウルトラマン80、43話視聴。

題名から「ついにユリアン登場回だー!」なんてはしゃいでた私をぶん殴りたくなりました。

誰だよ、80は平和なんて思ってた奴……

私です……



宇宙からやってきた謎の宇宙船。そしてそれを追いかける無数の小型機。宇宙船の側から救助されたのは、一人の記憶喪失の女性でした。

「星涼子」と名付けられた彼女と仲良くなる城野エミ隊員。涼子さんはエミ隊員にブレスレットをプレゼントします。女の子同士のほんわかシーンって癒される……

涼子さんに果物を買いに行った帰り道、エミ隊員はガラガラ星人とやらに連れ去られます。奴らこそ、涼子さん…いいえ、ウルトラの星王女ユリアンを追いかけて、80抹殺のためにやってきた敵性宇宙人。ブレスレットのせいで、エミ隊員がユリアン王女と間違われたのです。友情の証が、こんなところで弊害に…

首領であるガラオン大王はウルトラの星を侵略しようとして王女を亡くし、そのために執拗にユリアンと80を狙うそうです。

ユリアンはウルトラの星側しか知りませんから、向こうの言い分もきかないとどちらが悪いか判断が出来ません。戦争を仕掛けた側が悪いのは確かでも、止むに止まれぬ事情があったのかもしれないし。…話し合いもままならない今となっては、どうすることも出来ませんが。その亡くなった王女がどんな人だったか、も気になるところです。


遂にエミ隊員にも矢的隊員が80だと正体バレ。

どうなるんだと思ってたら……ガラオン大王の放った武器がエミ隊員の背中に突き刺さります。

…うそだよね、これ大丈夫だよね、と思いながら80とガラオン大王の戦闘に入り、勝利。戦闘格好良いけど、今はそれどころじゃないです。


矢的隊員が駆けつけると、エミ隊員は既に手遅れでした。

「薄々気づいていたわ。あなたは地球に必要な人だもの」

「涼子さん、私の代わりにUGMの隊員になって。地球を守って」

「猛……さようなら」

それがエミ隊員の最期の言葉でした。


怪獣の子に目一杯の愛情を注いだ彼女。将来、パリ本部の女性部隊キャップが夢だと語っていた彼女。見ず知らずの記憶喪失の女性に優しく接していた彼女……城野エミ隊員。

もしかしたら彼女は、矢的猛のことを男性として愛していたのかもしれません。最期の言葉は「愛してる」の変わりに聞こえてならんのです。

大好きでした。本当に、素敵な女性でした。

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