ウルトラマン80、32話視聴感想

ウルトラマン80、32話視聴。

船長さん役がまさかのあの人!&年々ありそうで怖くなってくるストーリー。



船が沈む怪事件が何件も立て続けに発生。帰りマンとかタロウとか、船の事件では死者しか出ないのが今までのウルトラシリーズのお決まりだったから、嫌な予感……今回主要キャラ死ななくて良かった!(「タロウ」最終回のトラウマ……)

今回、作戦室のパネルにちゃんと事件の起きた順番と場所が初めから分かりやすくまとめられてます。これが伏線になるんだな、また。

原因は、15年前に沈んだはずのコンピューター完全制御の貨物船。この無人船は氷山に衝突したことが原因で沈んだんですが、15年かけて船の故障を直し、「氷山に絶対負けない船」として甦ったわけです。……コンピューター=人工知能によって。積んでいたのが磁力を帯びた物質というのも悪かった。


装甲を厚くすれば攻撃も通らない…わかる。ゲームでもそうだものね。

装甲を自分で調達しよう…えらい!流石賢い人工知能!

他の船を磁力でくっつけて装甲にしよう!…ちょっと待て!?


人工知能にとっては「任務遂行」が何より優先。かつてプログラムされた最終目的地……東京湾へ向かっていきます。

くっ付けた船に人が乗ってようがそれによって死のうがどうでも良いのです。

こっわ……



この幽霊船に最後に引き付けられた船の船長さんの息子さんと、矢的隊員は少し前に知り合ってました。

助けに行こう!となるんですが……まぁ、付いてきちゃうよねぇ、少年。でも、彼がなかなか良い働きをするんです。大人たちが導線を使ってコンピューターに囚われたときも、至近距離とはいえ銃で撃ち抜いて脱出の機会をつくります。

向こう見ずで自分の思い通りにならないとかーっと頭に血が登るところもあるけれど、父を想う心もあるし……将来有望なんじゃなかろうか、この子。

何せ……船長さん役がガッツ石松さん!(笑)真面目にカッコいいです、お父さん。船長慕われてたし、この人の息子だもの頭も良いだろうしね。



幽霊船は、ただ「自分のやるべきこと」を成そうとしただけなのだろうと思った次第。

「コンピューターが信じられなくなった」という台詞がありましたが、これ、この当時より現代のほうが余程ホラーとしてみられるよね。



……なんせ、今私がこの感想を打ち込んでいるのも、「コンピューター」内蔵のスマートフォンなんで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?