ウルトラマン80、24話視聴感想

ウルトラマン80、24話視聴。

制作された当時より、今のほうが現実味があって恐ろしい話です。


突然現れた円盤。そこからファンタス星人と名乗る者たちが地球を「銀河大連邦」なるものに迎え入れるため訪れたと話します。そこに加入すれば、ユートピアを築くことが出来る……とか。なんだそのカルトじみた眉唾話。でも、置いていった資料に不備はなく、各国首脳も賛成で加入することに。

数話前から登場してる学校の事務員「ノンちゃん」にそっくりな気象予報士「ユリ子」さん。この人も何かの伏線なのかしら……?

矢的隊員はというと、ファンタス星人に心当たりが。善良な種族らしいことは確か。……でも何かがひっかかる。そんなこと考えてたら、夜道で数名の男達に教われ……その男達の正体はアンドロイド!というか、その私服とかから考えて、まだ「矢的先生」も兼任かも。この前のこと「家族」もそうだけど、「教え子」のことも言っても効果覿面だったと思います、この人には。


話を戻して。

やってきたファンタス星人……その正体を矢的隊員だけが見抜きます。本物のファンタス星人ではなく、彼らが造り出した精巧なアンドロイドでした。それを指摘した矢的隊員が捕らえられるんですが、これUGMだったから良かったよね。「矢的隊員が言うなら何か理由があるのでは」とか言って貰えてる。エースのTACだったら「信じてください!」って言っても「バカモノ!一週間の謹慎だ!」って言われるよ(笑)

ファンタス星人はアンドロイドに仕事を任せて怠けた結果、滅んでしまったらしい。機械の反乱……これ、現代のほうが信憑性あるよね。


結果としてファンタス星アンドロイドたちの「人類奴隷計画」(恐ろしい…)は阻止されました。

やっぱりこういう話の「ユートピア」は、「『ユートピア』と書いて『ディストピア』と読む」系の話なんですわな。

機械に頼りすぎちゃいけないよ、という皮肉もあるかも。

……スマホ使ってる身からして、耳に痛いです……

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