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木管五重奏、選曲覚え書き

木管五重奏というアンサンブル形態が好きです。
よく音楽仲間に「木5やりたい!もくごもくご」と言っているのですが、木管五重奏をやりたいメンバーの揃う演奏機会というのはそう多くなく。

アンサンブルコンサートの企画を立ち上げた時は、木5もプログラムに入れよう!と(勝手に)決めていました(笑)

幸いやる気溢れるメンバーも集まり、無事にプログラムに組み込むことができました(^^)
曲はライヒャの「木管五重奏曲 作品88-1 ホ短調」です。
ダンツィとライヒャ(あるいはレイハとも言うようですが)、木管五重奏の定番ですね。

メンバーと相談の結果、ライヒャに決まったのですが、他に挙がった候補曲も素敵で、また機会があればやりたいので、以下に覚書を。

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✥モーツァルトのオペラの序曲
例えば「魔笛」や「フィガロの結婚」の序曲を編曲したもの。
もともと小編成のオケの曲…木管アンサンブルの響きはまた違って面白いかと。もともとの曲の良さは言わずもがな。
演奏の難易度や聞き映えするかは、編曲によるところが大きそうではある。

✥J.イベール:3つの小品
木管五重奏曲としてはかなり有名。
フルートの先生方もおすすめ曲に挙げて下さいましたが、難易度は高く、楽器演奏にブランクのあるメンバーからNGがでました(⁠๑⁠¯⁠◡⁠¯⁠๑⁠)
3曲全て演奏して、7〜8分と短かめ。
難しいけれど素敵な曲なので、レベルアップしていつか取り組もうと話し合いました。

✥P.タファネル:木管五重奏曲ト短調
これも先生方もお好きだそうで。私も好きです。短調で格好いい!
ですが、「タファネルの作曲だけあって、フルートが難しいです^_^」と先生。
フルートパート以外の難易度は把握できていませんが、フルートが難しいとわかりきった曲、今回は自信がないと私から却下しました。
素敵なんですけどね。
今回は、木五以外にも3曲抱えていて…仕上げられるか不安しかないので、もうちょっと余裕のある時にぜひやりたい。

✥クルークハルト:木管五重奏曲 作品79
the定番以外で良さそうな曲はないかな、と探した時に見つけてかなり気に入りました。(動画とかすぐ見れて、本当に便利な時代ですよね〜)
クルークハルトさんはドイツ生まれで、生年が1847年。曲の感じから、時代やドイツらしさが感じられるような気がしたり(しなかったり^^;)
この曲は有力候補でしたが、ちょっと厳しいパートがあるかな、、と見送りました。
これもいつかの候補曲に。

✥おまけ
フルートの先生方にも、木管五重奏曲のおすすめをお聞きしたのですが、やはり有名どころが聞き映えするというお話のあと。
「そういえば。定番以外だと、学生時代にジョリヴェの木管五重奏をやりました!なかなか攻めた曲でした!」とお返事が。
ジョリヴェ!!
絶対ムリですよ、先生!
思わず笑いそうになるぐらい、無理ですw
すぐに「ジョリヴェはちょっと…難易度が高すぎるので」とお伝えしました。
そりゃあジョリヴェは。攻めてるでしょうね〜

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木管五重奏、好きだというわりに曲を知らないので、おすすめ曲(とかおすすめ音源)があったら、ぜひ教えて下さい。
私はとりあえず、こちらのCDを参考&お勉強に聞いています。

クインテット・ポワンティエ

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