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最初のCD、今も大切にしています

鳥の雛が卵から孵ると最初に見たものを親と思う…というのはよく知られたエピソードですけど、演奏者にとって、最初に聞いた音色というのも、その人の演奏にずっと大きな影響を持ち続けるのではないかと思います。

と言いつつ、私は初めて聞いたフルートの音は覚えていません。
どこで聞いたのか、誰の演奏だったかも、まるで覚えてない(^_^;)

ですが、最初に買った(正確には買ってもらった)CDは今も手元にあります。
演奏はパトリック・ガロワ氏。
「フルート名曲集」というタイトルで、タイトル通り聞きやすい小品が収録されています。(フルート名曲31選に載っている曲多め)

久しぶりにこのCDをひっぱり出して眺めると、銀のフルートとピンクのトウシューズ、バックにピアノの譜面(?!)…という、なんとなくそれっぽいものを並べてみました!な、ジャケット(笑)

別にバレエの曲というわけでもないし、収録曲は全てオケ伴奏(豪華〜!)で、ピアノ伴奏ですらないので、せめてフルートの譜面にしてほしいなぁとか、今見ると色々つっこみたくなってしまいました。
が、大事にしてきたCDであることに変わりはありません。

***
たくさんのフルーティストの演奏も聞いてきて、今の私のNo.1フルーティストはガロワ氏…ではないのですが、久しぶりに聞くと、懐しくて、体に染みこんでいるようで。やっぱりこの音が、私のフルートの原点な気がします。

皆さんにとって、原点は誰の演奏ですか?
最初のCDとか…フルートに限らず、ぜひ教えて下さい(^^)

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