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人生はまるで混ざりゆく絵の具のように

ウイルス騒ぎが勃発してから
絵を描くようになった

絵の具なんてのに
触れるのは
いつぶりだろう

絵を描くのは苦手だと思っていた

でも
描くのは自由
上手いとか下手なんて
皆無であり
表現を他者と比べる必要もない

ただ
手が動くままに筆を動かし
色や形で遊べばいい

そう思えたら
むしろ
夢中になって描いている

絵の具の色を
混ぜ合わせると
人と人が
出逢い影響をうけているかのように見える

人間だれしも
最初は単色
人生を生きるなかで
色が深まり
深かく味わい深い色になっていくんだろうな
と感じていた

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