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「家族の何気ない日常〜いつまでも変わらない母親編〜」

私の母もそうなのですが、70代、80代の女性達は美容や健康維持のための情報をどんどん取り入れ、とても綺麗な女性が多いように思います。

髪もヘアカラーの色味が紫、ピンクなども自宅で染められるものもあるそうで美しい方々がたくさんいらっしゃいますね。

私の知り合いの70代の女性は、教師を定年退職されて、現在も1ヶ月に一度の集まりに出席する時も背筋がぴんと伸び、おしゃれもされていて素敵なジュエリーもつけ、内側からの豊かさと美しさが溢れ出ている素晴らしい女性がいらっしゃいます。

私の母はと言いますと、
公民館などで行われる水彩画講座、パソコンでWordやExcelを習う講座に10年以上通い続けていて、趣味も絵手紙、PCを使った便せんや封筒作りなど趣味も多いのです。

私も母のように多趣味な所があり色々してみたいなと思った事を次々と始める傾向があります。
器好きなのも母親の影響なのですね。

私も子育てをした母親ですが、母にかなわない部分が一つあります。
それは、自宅にある鉢植えの、もうそろそろ咲かなくなったお花達を母は次々とよみかえさせる事なのです。

早春にかけてクリスマスローズやガーデンシクラメンが咲くのを楽しみにしていますが、このお花達はまめに手入れをしないと咲かなくなるのです。 特にここ数年は暖冬などの気象条件の関係でクリスマスローズが咲かない事が増えて来ました。ですが母の手にかかるとクリスマスローズが見事に綺麗に咲いてくれるのです。

母はスーパーなどで売っているお花用の肥料やいらない葉をまめに取り除くなどの、一般的な作業しかしていないようですが、母の手にかかるとお花達は見事に蘇るのです。
お花達も、こまめに大切にされていると
「今年も綺麗に咲いてみよう」と思うのかもしれませんね。

それと、母の時代は「ものを大切にする」精神を持つ関係もあり、「一度お家に迎えた鉢植えのお花達はずっと大切に面倒を見続け、大切にする」という事も関係していると思います。


私達の生活に潤いをくれる、
お花や芸術や「人に対する優しさや思いやり」などはとても大切にする母ですが、家の中の不要になった服やモノはどんどん断捨離をしてモノはため込まない。

知らず知らずのうちに、娘は母を見習い日常生活を送っているのだな……と感じる事が増えて来ました。

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