腕を骨折してしまい、悲しみの日々を過ごしています。
だってゲームできないんだもん！
疲れやすくなっているので、9時にはベッドにはいっています。

先日友人と話していて、接客仕事経験があると、人と接する時に自動的に接客モードになるという話題になりました。
対人間の仕事だと、接客じゃなくてもそういうモードはあると思います。

かくいう私、ガチで接客業はしたことないけど一応経験しているし、何よりも秘書の仕事って己を封印する仕事なので、気がついたら　仕事モード　というスイッチみたいなのができました。
何があっでも笑顔。
動揺していようが怒り狂っていようが、笑顔。
くそムカつく相手でも、心底軽蔑してる輩でも、蛇蝎の如く嫌いな相手でも笑顔。
すべて仕事、それで給料もらってるからな、って思ってて、感情が嫌悪と怒りに振れる前に、かちりとスイッチがはいります。

そもそも、感情を揺さぶられてしまうと疲れるし、消耗する。
そもそもそうなっちゃったら、仕事にならない。
くそでもあほでも、宇宙人でも異世界の生物でも、仕事となればやるしかない。
おかしなことやってるのは相手なのに、なんで私が我慢しなきゃならないんですか！って考える人もたくさんいると思うけど、もうね、そういうの、どーでもいいの。
おかしなことやってる相手だからこそ、さっさと終わらせるに限る。
波風たてたら余計に時間取られるし、嫌な想いも倍増します。
自分の感情はとりあえず切り離す。
クソ野郎にわざわざクソ野郎って言って喧嘩売ったところで意味ないし、仕事でそれやったら、非はこっちならきちゃう。
面倒臭い。
どうせ、我々の人生に最大級に無関係な人だし、そんな人のために自分の心削るなんて、もったいない。

これができるようになってから、いちいち怒ったりムカついたりすることもなくなり楽になりましたが、弊害もでました。
これ、プライベートでも自動的にスイッチはいります。
まー、世の中、クソ失礼な奴というのはどこにでもいるもの。
そんな人とは個人的に関わりもちませんが、大勢の中で遭遇しちゃうことはままある。
そうなると、自動的にそのスイッチはいります。
おかげで、てきとー(本当に超てきとー)にその場を凌げますが、相手はクソ野郎なので大いなる誤解をして、自分は君と楽しくいられる関係だよね！とかやってくる。
知らんがな。なので、にっこり笑顔のまま、その場を去ります。
こっちくんな。それ以上近づいたら、ビンタかますぞ。
と思いながら。

これ、秘書業務長い人にはわりとあるみたいで、先輩諸氏も同じこと言っておられました。
サービスしてほしければ、金払え！ばか！って言っておられた大先輩がいて、みんなで笑ってしまったことあります。

ちなみにこの仕事モード、「おまえ、ナメとんのか、一度シバくか？」ということも、にっこり笑顔で丁重に相手に意向だけ伝えて、そこにこちらの気持ちをじんわり染み込ませる、ということもできます。
これ以上ナメくさったら、貴様の命はないものと思え、という意向は大抵伝わります。
相手がちゃんとやってきたら、にっこり笑顔で、「ありがとうございます」という。
1ミリたりとも心こもってなくてよい。

ちなみに、それでも怒りモードが発動しちゃいそうな時は、私の場合、ゲームではらしてます。
FPSゲームやバイオハザードは、そういう時、心の安寧をもたらしてくれます。
素晴らしいわ。