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愛にできることはまだあるかい

大ヒット映画『君の名は』の公開から3年。

あの頃から一緒にいた仲間と、今日も映画を観てきました。話題の『天気の子』でした。

仕事終わり、『今日も疲れたね!なんか気分変えようぜ!!』っていう勢いで観に行った君の名は。から3年という月日、何も変わっていない我らの関係性、私だけ変わった職場、当時からは少しばかり平均気温が上がった東京の日でした。

※ここからはネタバレありますので、観ていない方はご注意ください。




人間は自然には逆らえない

これが監督が最も伝えたかったことなのか?と感じました。

今回も新海誠作品の美しく、神秘的な描写と、繊細なRADWIMPSの音楽のマリアージュは今回も起きていて、特に今回は、映画に切なげな描写が多いのもあってピアノの単音が耳に残りました。女声から始まる歌もあったけど、あれは誰が歌っていたのだろう?

『東京に晴れの天気を取り戻す』のか、それとも『好きな女の子を取り戻す』のか。たった16歳の青年には天と地を分けるほどの選択肢であろうと思います。高校生の頃は、付き合っていた彼氏と別れたら、世界が終わると思えるくらいの純粋な恋をしていたことなんかを思い出したりしました。

ところどころ君の名はを思い出させる描写、瀧くんと三葉、四葉の登場、瀧くんのアパートなど、生粋の『君の名は』好きは唸るような演出もありました。

瀧くん、瀧くん、瀧くん!!!と言いながら走る三葉のシーンを思い出したり、バイクで逃げるシーンではコナンを思い出したり(笑)。時をかける少女や、耳をすませばなど、ヒロインが全力で走るシーンって日本のアニメでは欠かせない演出なのかも?(今回はヒーローだったけど)観ている側としては、走っているのが男の子より女の子の方が『頑張れ!』っていう気持ちになりやすいかもしれない(笑)

結局のところ、この物語は人間が天変地異を起こすとその代償が来る、というような意味にも取れましたが、しかし実際には人間は自然に逆らえることはなく、与えられた天気の元に生活するだけという無情もありつつ。

自然を大事にしようと思うこと、家族や大切な人と一緒にいることを大事にしようと思うこと。そんなことを伝えたかった映画なのかなと。

なんにせよ、席配置が悪過ぎて映像美が見切れなかったので、もう一度ゆっくりじっくり観たい気もする。

須賀兄さん、素敵な色気のある声だなと思っていたら、やっぱり小栗旬だった。私の小栗旬センサーは眼を見張るものあり。

総じて私の中では君の名はは超えられなかったけど、美しく神秘的な映画でした。


P.S トップの画像は、梅雨時期に雨上がりに大きな虹が出た東京の空。そういえば映画の中に虹の描写は無かったかな?この写真には私の上司のとびきりエモいエピソードもあるので、だいじにだいじに保存しています。



はな





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