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舞日記二十四 たった1日で嗅覚が鋭くなった理由は・・

先日の花女舞の会のお稽古の次の日
朝 菊花茶を煎れていた時のこと

いつもより嗅覚が鋭くなっていることに
氣がつきました。

体調が特に良かったわけではありません。

何が理由なのか・・・

その日の前日 行ったことに
理由があるとしたら

思い当たることが二つほど・・・

それは 「和歌で舞うこと」と
「篠笛の生演奏を聴くこと」でした。

この ダブル体験が 脳に ある意味 
良い刺激を与え 活性化してくれたのかもしれません。



実は 先日の花女舞の会の お稽古は
「重陽の節句」と 重なったため
いつもと違う趣向を取り入れました。

一つ目は は「重陽の節句」に因んだ
古今和歌集にある「和歌」を詠んで

その「和歌」の世界を「舞う」という
特別なレッスンを行ったこと。

初めての 試みでしたが 和歌の持つ
5・7・5・7・7の響きは

とても心地よく その言葉の響きを
花女舞で表現することは 本当に
楽しいレッスンとなりました。


二つ目は お稽古の後 お稽古場の前にある
神社への参拝と篠笛の生演奏を楽しんだこと。

この神社の御祭神の一柱であられる
素盞嗚尊は疫病退散のご利益があり
また和歌の開祖と伝えられています。

そんな神社に響く 篠笛の音色は
なんとも言えない風情がありました。


動画では その魅力を十分に お伝えできないのが
残念ですが・・・

技術が進歩したとはいえ可視及び可聴範囲を超えた
イメージや音の周波数があり それも含めての
とても美しい世界が繰り広げられた
貴重な「時間と空間」でした。


また この日 この場で篠笛を演奏してくださった
大塚氏 は 自然の中や 神社での演奏を 特に
好まれていらっしゃる方なのですが 

そんな自然の中での演奏中にあった とても
素敵なエピソードも披露してくださいました。


そして この嗅覚の変化ですが
数日たった今でも 衰えることがありません。

たった一回の いつもと違う 体験・・

「和歌で舞うこと」と「篠笛の生演奏を聴くこと」
という このダブル体験で こんな風に 
人の能力を高める可能性があるならば

こうした体験のできる機会を また
創っていきたいと心から想ったのでした。


画像はイメージです

ここまで 読んでくださって ありがとうございます。
あなたにとって 楽しいことが たくさん ありますように。







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