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【雑談】私を鼓舞する東大生

こんにちは。
お久ぶりです。
投稿を長い間休んでいました。
実はこっちで仕事を始めてから、
なかなか生活に余裕がなくて
やっと、落ち着いてきたところなので
久しぶりにnoteを書こうと思います。

東大の男

私と東大の男が出会ったのは京都
それも予備校の寮で出会いました。

2人とも現役時代に受験に失敗し、
2人とも同じ県の出身でした。

共通点と言えばその程度でした。

私達の寮には50人近くの浪人生がいました。
多すぎず少なすぎずといった感じです。
接点は食堂か風呂のみ
なかなか仲良しこよしとはいきません。
なんせ受験に関しては皆ライバルですから。

このように浪人中は基本的には人間関係は薄い
というか、そんなことに構っている余裕がありませんでした。

そんななかで私と友人は出会いました。
なんで話したかまでは覚えていませんが、

私目線の友人の第一印象は「まじめそうなやつ

それのみでした。
それもそのはずです、
彼は東大に行くためにこの寮にいるのです。

正直「東大」と聞いて、
やっぱ東大に行く人はこんな感じなんだなあ。
と思ったのを覚えています。

ただ、私は東大に行く人間に
今まで会ったことがなかったので、
私の興味は彼に惹かれていました。

「どんな思考をしているのか」
「なんで頭いいのか」
「ただ勉強だけができるやつなのか」

挙げてもきりがありません。

数日後、私は思い切って話しかけて
一緒に飯を食べました。

それをきかっけに日々仲が深まり、
一緒に大浴場へ行ったり、
部屋の行き来をするようにもなり、
勉強そっちのけで深夜まで話をしたこともありました。

仲が深まるたびに彼は私とは「正反対」の人間だとわかりました。
「行動派の私」と「慎重派の友人」
「直感的な私」と「論理的な友人」
「頭が悪い私」と「頭の良い友人」
「感情的な私」と「理性的な友人」

ここまで正反対だと意見はなかなか一致しません。
討論になることもありました。
いつも負けていましたが😅

ただ、彼は私を蔑んだりしません
私の中のイメージでは
頭のいい人は頭の悪い人を小ばかにしてくる
少し嫌な奴が多かったのですが、
彼はそうではありませんでした。
一旦は私の意見を肯定して、
彼の頭でかみ砕いてから意見をしてくれます。

いつしか私の中で友人に対し「憧れ」に近い
尊敬」がありました。
私にはできないことを彼は平気な顔でやってのけます。
こういう頭に、こういう考えに、こういう人間になりてえ。
と何度思ったか。

浪人中は彼と過ごす時間は多かった。
同時に彼から得たものも多かった。
そして晴れて私たちは第一志望の大学に受かり、
一年遅れで大学生になれました😅


なぜ今回友人について書いたか、
書くものを決めていなかったからか、
いや違う。
最初から書くつもりでいた。

なぜなら友人と電話をしたからである。
思い出したのだ、
私の憧れていた男は、
どんどん成長している。

「負けていられないと思った」
だから書いた。
彼への感謝を込めて、
そして自分への戒めとして。

自分も負けていられない

彼は生きているだけで私を鼓舞し続けるのだ。

そんな友人をもてて、私は幸運である。

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