『傷寒論』十二章

和訳
太陽の中風、陽浮にして陰弱、陽浮は、熱自ら発し、陰弱は、汗自らから出づ。
嗇嗇として悪寒し、淅淅として悪風し、翕翕として発熱し、鼻鳴、乾嘔する者は、桂枝湯之を主る

解説
太陽の中風とは
風に当たり太陽病の状態にあることを意味してます。

〈陽浮にして陰弱…〉
陽の気が浮いて、陰の気が弱く、場合によっては頭頸や肩背上部での発熱を発してる状態。

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