おくすり処花水樹 舩坂千恵美

下町にございます漢方医薬品販売店の店主です。 漢方を学ぶと「一度は傷寒論を読了しよう」…

おくすり処花水樹 舩坂千恵美

下町にございます漢方医薬品販売店の店主です。 漢方を学ぶと「一度は傷寒論を読了しよう」と一念発起し試された方も多いと思います。 その傷寒論』を約10年学んでおります。 『傷寒論』はいわば感染症のガイドラインのルーツかもしれず、1,800年以上経った現代でも研究され続けてます。

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『傷寒論』十二章

和訳 太陽の中風、陽浮にして陰弱、陽浮は、熱自ら発し、陰弱は、汗自らから出づ。 嗇嗇として悪寒し、淅淅として悪風し、翕翕として発熱し、鼻鳴、乾嘔する者は、桂枝湯之を主る 解説 太陽の中風とは 風に当たり太陽病の状態にあることを意味してます。 〈陽浮にして陰弱…〉 陽の気が浮いて、陰の気が弱く、場合によっては頭頸や肩背上部での発熱を発してる状態。

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