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長年連れ添った友人に対する説教にまで、赤の他人が口を出すようになったら、もう終わりよ。

 

 岡村隆史さんがラジオの発言で炎上し、そしてその次の週のラジオの中で謝罪したことについての記事を昨日はあげました。


 で、その謝罪の回のオールナイトニッポンも最後まで聴いたのですが、
 矢部さんがゲストで乱入し、そして岡村さんに終始説教をする、という感じで放送されていました。
 いろいろ感じたことはあるのですが、とにかく矢部さんの言葉は岡村さんのことを深く思っており、その言葉はわたし自身にも刺さるところもあって、思わず何度も聴いてしまうほど、とてもいい回であったと思いました。

 

 しかしどうやら、この「説教」にもネットでは物議を醸したよう。

 というのも、その矢部さんの説教の中で、とにかく岡村さんに「結婚したら?」と勧めていたんですね。
 矢部さんいわく、「自分も結婚して変わった。だからきっと岡村さんも変われるはずだ」という感じで、まあ結婚に限らずとも、とにかく「人と関わって変われ」って感じのことを言っていました。

 正直、わたしもこの放送を聞いたときに、その部分だけは「ん?」となりました。
 矢部さんがやたらと「結婚」を推しており、わたし自身はそんなに「結婚」に対して信頼を感じていないというか、「結婚することで万事オッケー」みたいな考えはもっていなかったからです。

 でもそれはあくまで「わたしの考え」と「矢部さんの考え」の相違を感じただけで、
 「矢部さんはそういう考えを持ってるんだ」「まあ、そういう考えのひともいるんだろうなあ」とぐらいにしか思いませんでした。

 

 しかし案の定、矢部さんの「説教」を絶賛する声があがる一方、
 「早く結婚しろ、はおかしくない?」「独身だったら人間として駄目なのか」との賛否の声が。

 まあ、わかりますよ、言っていることは。

 でも、二十年以上連れ添った岡村さんが間違ったことをしたときに、岡村さんを「正そう」とわざわざ怒りにきた矢部さんの説教にまで、二人と何の関わりもない赤の他人が口を出すようになったら、
 もう本当に、おしまいですよ。
 それを言っていいのは、その説教の場にいる第三者か、もしくは同じぐらい二人と長い年月を過ごした者にしか許されないことだと思います。


 わたしの言いたいことはそれだけです。














 

 

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