【Dresden1/ドレスデン1】Pfunds Molkerei
「世界一美しい牛乳屋さん」ということで知られている、ドレスデンにある乳製品屋さん。
土曜なので午後は絶対混むだろう、と開店前には到着するよう頑張って早起き。
それでも到着時には、既にシニアカップルが1組おられました😀
中には誰もいないので、ガラス越しにガッツリ覗き込む(←やめなさいw)。
ここに来るのは2回目なのだが、1度目はかれこれもう10年以上前、だったっけな…(遠い目)
Pfund兄弟によって1892年にオープンしたこのお店。今では観光スポットとして、ツアーにも組み込まれている人気の場所。二度の戦争をくぐり抜け、その他の様々な困難に遭いつつ一度は閉店を余儀なくされてからも、地元の協力を受け、酪農、工業、衛生面を発展させ、経営困難になったオーナーからは地元の実業家が受け継ぎ、
2年前には、隣りにお持ち帰り品専門店もオープンし、本店2階のカフェレストランとともに、現在元気に営業中。
やっと開店して中へ。この国は日本と違って、開店時間までに準備万端にして、開店と当時に「ラッシャッセー!」という具合ではなく、
「開けたよ。んで、うちらも準備するよ」てな具合。そういう意気込みも無理もない感じが、今ではすっかり馴染んでしまった😅
これが、1997年にギネスブックに登録された「世界一美しい牛乳屋さん」。
ネオルネッサンス様式のタイル。神話上の動物、神、花、などの要素が描かれたマジョリカタイルで装飾されている。
入って正面はチーズ製品売り場。奥には生牛乳と、乳製品リキュールの販売ブースが(その場で飲みます)。
チーズのお菓子も味が濃厚でめちゃ美味しい!そしてチーズは、…買ったことがない(スーツケースに入れて持って帰るって、なんかちょっと無理…)。
今では宅配もオンラインショップもあります。チーズも宅配できちゃうのだ🧀
少しお土産品の置かれたブースの奥には、少しだけどテーブルと椅子が。
ここで牛乳やリキュールをぼちぼち楽しめるんだろう。後で試してみようかな。
これらタイルは、Villeroy & Bochと他のアーティスト によって手がけられており、当時モチーフをまとめた絵本の複製(多分ミニサイズ)や、その個別のイラストがお土産コーナーにあります。
お土産コーナーにあったタイル。1つずつ買うこともできるし、セット購入も可。
買ったところで、タイル張りの壁のない家はどうやって使うんだろう、可愛いけど…
↓ 重くて買えなかった、ビン詰めのマスタードと、オリジナルレシピの石鹸。
石鹸は紙箱とアルミの箱があって、アルミの容器は小物入れとしても使える。
ほんのり石鹸の香りが残るでしょうけど。
さて、他のお客さんがちらほらいらっしゃったところで、2階のカフェへ移動してみよう。どんな感じなんだろう。
前回はゆっくりする時間がなかったので、今日こそは!そしてドレスデン名物のケーキを食べるのだ!(現在午前10時半)
(続く)
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