時代の狂気と“向き合う街”ドレスデン (なか見1:小説『JADE~表象のかなたに~』悠冴紀著より)

Jは「俺流の特等席に案内する」と言って、憲玲(ケンレイ)をエルベ川の河川敷へ連れて行った。アウグスト橋を背に、今度は川沿いに東向きに歩き出した二人の視界の中で、右手には遊覧船の停泊する川面とテラスが、左手には緑の木々の合間から古風な造りの家々が、さっきよりも大きく近くに見えていた。

「こうして対岸から見るテラスには、また違った趣きがあるだろう?」

 少しずつ遠ざかっていくアウグスト橋を背に、J

もっとみる

ドレスデン【焦土から蘇った黒い街】

こんにちは。いこです。
ドイツのドレスデンに来ています。

朝までプラハにいましたが、列車で約3時間でドレスデンまで来ました。

美しい駅。

この街は第二次世界大戦で大規模な爆撃を受け、街の85%が破壊・焼失するという、負の歴史をかかえた街です。

ドレスデンという名前を聞くとき、僕が思い出すのは、カート・ヴォネガット・ジュニアという作家の、『スローターハウス5』という小説です。

↑ドレスデン

もっとみる
Köszönöm!!(クゥスヌム) ハンガリー語でありがとう!
24

世界最大のジグソーパズル フラウエン教会 【ドイツ】

ドイツの首都ベルリンより南に約200kmに進んだところ、チェコとの国境付近にかつてザクセン王国の首都だったドレスデンはあります。
ドイツの都市において人口第13位という、いまいちピンとこない規模の都市ですが、この地には世界最大のジグソーパズルとも呼ばれたフラウエン教会(聖母教会、Frauenkirche Dresden)があります。

フラウエン教会 外観

この教会は18世紀前半に建てられ、以後

もっとみる

出版作(小説)の案内

2007年、株式会社文芸社より、二人のロシア人サッカー少年を主人公にした純文学系小説『クルイロ~翼~』を出版。芸術心理学の観点から、スポーツ芸術としてのサッカーを描きつつ、密接な共依存関係の光と闇に着目した 異色の友情物語に仕上げている。

2012年、同社より、謎が謎を呼ぶカルト教団との攻防戦を縦軸に、人間心理や社会の闇に斬り込んだ社会派ミステリー『PHASE(フェーズ)』を出版。2016年1月

もっとみる
「謝謝(シェシェ)」by 美しき元殺し屋、憲玲(ケンレイ)
5

悠冴紀の出版作(小説)プロモーション動画

PHASE シリーズの著者、作家の悠冴紀(はるか さえき)の小説のプロモーション動画です。

ロシア人のサッカー少年二人を主人公に、密接な共依存関係を描いた異色の友情物語(純文学系の処女作)「クルイロ~翼~」、カルト教団との攻防戦を縦軸に、人間心理や社会の闇に斬り込んだ衝撃のダークミステリー(インテリジェンス小説)「PHASE」、そのスピンオフ小説で、裏社会のカリスマ登場人物たちがヨーロッパを舞台
もっとみる

ドイツ留学~ドレスデン観光~新市街地

新市街地の方には文字通り新しい建物が建ち並んでいます。

冷戦時代社会主義側だった影響で西側の地域よりも家賃が低く若い世代も多く住んでいます。

ちなみにですが、こんなところもありますよ。

結構お気に入りです。中庭のようになっていて雑貨屋さんもあります。

他にもギネスに登録されている世界一美味しい牛乳屋さんもあります。そこのお店で牛乳とドレスデンのチーズケーキであるアイアーシェッケも食べました

もっとみる

ドイツ留学~ドレスデン観光~旧市街地

ドレスデンはドイツ東部に位置し、その地域では中心の街になります。

ドレスデンで有名なのはドイツ最古と言われているクリスマスマーケットです。

私が行ったのは2月だったので開催していませんでしたが、その広場には屋台も出ていたりして面影が残っていました。

このドレスデンには旧市街地と新市街地があります。

上の写真は旧市街地のエリアで昔からある建物が多くあります。

なので、見所はたくさんあります

もっとみる