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毛についてのこと

友人達と話している時に毛の話になると、どの部位についてもみんな何かしらの言いたいことを持っていて、
「ちょっと話させてくれ」
「私の話も聞いてくれ」
ってなりがちだ。
とりわけ永久脱毛の話ともなると、料金、期間、どこまでやるか等々、本気の情報交換がすごい。(昨日も語り合ったばっかりだ)



昔むかし、お慕いしていたおじさまに初めてベッドで裸にされた時のことだ。
おじさまは私の両腕を上げた格好で押さえ付けながら、わきを指さして
「これは?永久脱毛?」
と聞いた。私はすでに感じてしまっていてぼーっとした頭で、
「んん‥っ‥そうです‥」
と答えたところ、
「ばか。生やしてる方が可愛いのに」
と軽く叱られた。


私はVについては「生やしている方がエロい」という立場なのだが、わきも生やしている方がいい場合もあるなんて‥‥!と思って衝撃だった。
おじさまに可愛がってもらうポイントを自ら一つ減らしちゃってたなんて。
早まった‥‥!
と残念に思った。


まあ後にも先にもそんなことを言うおじさまはいなかったので、稀なケースだとは思いつつも「永久脱毛をする際はくれぐれも慎重を期すべし」と友達には共有している。(大きなお世話)


反対に私から見ると、おじさまは毛深くてもそうでなくてもどっちでもいい。
最近は男の人も永久脱毛をする人が増えているやに聞くが、私にとってはその人らしければそれでいい。

胸や背中までもさもさなのも全然アリ
明け方に濃くなってる髭も全然オッケイ
(ピーター・フォークのことが好きなだけ説もある)

ただ私は肌が弱いので、明け方にセックスしたりするとおじさまのちょっと伸びた髭でこすれた部分が赤くなってしまう。
頬とか胸とか内腿とかのやわらかめな所が特に。
でも、その後シャワーを浴びながら赤くなった所を姿見で見ると、おじさまに愛された跡が目に見えるようで幸せな気持ちになる。
キスマークとか噛みあとと同じぐらい余韻に浸れる。



とりいそぎ、毛について私から言いたいことは以上です。





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