故郷へのお手紙(プロローグ)
このお手紙は故郷の星に向けた地球レポートです。
はなのかおりは最近まで自分を「普通の地球人」と思い暮らしてきました。ところが最近、会う人、会う人に
「地球で生きるの大変でしょ」
「地球に一人しかいない希少種の宇宙人」
「故郷の星に地球情報を送る地球特派員だね」
と、言われるようになりました。
元々、自分を「宇宙人です」という人が苦手で(他意はないですゴメンなさい)あまり認めたくなかったのですが、辻褄が合うことばかりでした。
どういうわけか、私は様々な存在とお話をしエネル