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群馬県立館林美術館

半年前からずっと、この夏はここに行こうと楽しみにしていました。感染が拡大してしまったので家族と行くのは断念しましたが、どうしても行きたくて、展覧会最終日に一人でひっそりと行ってきました。稲刈りが始まった田園風景の中を走る数車両の電車を乗り継いだ先に、羨ましいほど贅沢に敷地を使った、それはそれは開放的で、この場所ならではのコンセプトが気持ち良い建物がありました。

訪問目的は企画展でしたが、感銘を受けたのがこれです。

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フランソワ•ポンポンのアトリエの再現です。部屋ではなく建物なんです、すごいですね。現地の様子が想像できて、制作風景が目に浮かぶようで、とても素敵でした。

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見たかった企画展はこちら。野口哲哉さんの作品展です。最近、現代アートに心惹かれます。ユーモラスですが細かい手仕事で、きっとプラモデルのように楽しんで作られたのじゃないかなと、つくる喜びを感じました。名も無い人物なんだろうな、と思えるところも気になります。シュールというより、動く童話のようです。

今年の夏はこれにて終了。お友だちにも会えない夏だったけど、元気でいれば近いうちに会えるよね、きっと。

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