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無価値な人生ふりかえり、マネーの猫🐱(^^♪

mmaOrionの波乱万丈!挫折の始まり!

昭和46年、中卒で15歳で京都に就職。初めて貰ったお給料は35000円くらいだった。
井の中の蛙大海を知らず!という表現がピッタリあてはまるような始まりだった。能登の片田舎から出たこともなく、世間知らずのまま、
絵が好きだという気持ちと、手に職を身につけたいといった考えで、仕事=お金=住み込、一石三鳥の彼なりの判断で新聞広告に応募したのが始まりで、それは、
伝統の京友禅の型紙彫師職人の見習。
あれから50年、京友禅の現在はどのように変わったのか知らないが、和服がすたれたと言えるほどの時代となってしまった今日を想像できるハズもなく。そもそも絵が好きだとしても、絵と紙型彫?ちょっと、ミスマッチな選択だったともいえる。
再び母に連れられ会社に、自分の望んだ仕事ではあるものの、まるで一人置き去りにされたような、寂しさの新寮生活の始まりだった。
それでも日が過ぎて、光り輝く青空と小春日和で小鳥の鳴声も清々しく、ビルの社窓からの朝の情景がとても新鮮に映った。
寒い冬の能登のモノクロの風景とは違い、別世界に飛び込んだ様な、若葉が芽吹きはじめたころの季節感と新生活の始まりはとても光り輝いていた。

新鮮な気持ちの中で微かに不安なことを打ち消しながらも、徐々にそれは季節の変わり目の中で、京都独特の蒸し暑い8月になったある日、昼休憩にトイレに駆け込んだ時、その不安なものがハッキリ現れ、徐々に表れてたブツブツの肌はから頑張ろうの気持ちも崩れ落ちた。

”あ~〜〜かゆい!   
かゆくて、かゆくて、仕方ない。あぁ~もうダメだ〜〜〜!”

遂に辛抱の棒が折れた瞬間。

全身がかぶれて、かゆくて、かゆくて、個室の中はサウナ状態。
暑さとジメジメした汗がただれた皮膚の上を這う。
それは、まさに彼にとっては地獄で、汗が虫が這うような感じで、それだけならまだしも、かき破れた傷口からの浸出液が痛がゆく不快でたまらない。頭の先から足の先まで全身がかぶれて、一番デリケートなオチンチンの先っちょまでが、かゆくて、かゆくて、たまらない。わずか半年たらずで大好きな初夏の挫折だった。

田舎暮らしから、突如、共同寮生活と百八十度生活環境が変わって、
まさに夢のような、未来にワープしたかのような日々で、食堂での食事はとても美味しく、京ならではの朝食、目玉焼きと赤だし汁!昼は工場給食の赤弁!夕食も家政婦さんが作ってくれる食事で、日曜のみ各自で食事をとるシステムだった。なれとは怖いもので、近くの食堂に入ってトンカツ定食を一人で食べるまでにも慣れ始めた。こんなに美味しいものあるなんて、
それも初めて先輩に連れて行ってもらって覚えたての外食。初めてのパチンコ屋、四条通の歌声喫茶(炎)での初生ライブ。新京極通りでウインドショッピング。どれも新鮮で真新しい生活がお気にいりで、その先もずっと続くものと思っていた。
が、ちょっと不安気な、食堂の横の臭い部屋。

気にはなっていながら触れることなく、過ぎた日々だったがある日思い切って聞いてみた。
なんとそれは漆塗の部屋だった。彼にとっては衝撃的なことで、耳をうたがう瞬間。
一抹の不安の正体が(漆)だった~~~(^^♪笑い

これが全身のかぶれの原因。
紙型の強度を上げるために、網を貼るための、必要な工程で”漆”が登場するのだった。
そもそも、彼は野山をかけると必ず漆でかぶれて帰るほどのアレルギー体質だった。
そんな、苦手なものが、美味しく食べれた食堂の真横にあったのだ。
考えられない現実!~~~(^^♪笑うしかない。
Oh my god!

何度も、何度も、何度も思いとどまる様に説得された、
免疫となり、タダレ浸出液もなくなると言われた、、、が!?
とても、そうなるとは言っても、そこまで耐える自信なんてなかった。ましてや仕事を続けながらでは、過去の経験からも、正気の沙汰ではない。

いかに世間知らずだったか、いかに無知と言うものが恐ろしいか、人生の荒波に呑まれて、木の葉のように根無し草のように、プワプワ漂い始めた波乱万丈の始まりで、この仕事を選択をした瞬間に、挫折することは確定されていた運命的ドラマだったとも思える。
これを機に、職を20も超え転々と、何をすればいいのか分からない大海原に放りだされてしまった。
それ以来、元々持っていた課題に悩まされ、人生って何なん?
生きるって、何なん?
なんの為に生まれてきたの?

そんな、気持ちのスパイダルに落ち込んで、もがき苦しむ日々だった。もちろん、そんな答えなど未だにみつける事が出来ないままである。

そんな彼は、仮想通貨にたどり着いて、現在は633億個保有中です。どうなるのかなぁ~~~😸
あー疲れた、本日はここまで(^o^)👌続くにゃん、多分😸



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