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警察にお世話になった日


ガンダムSEEDFREEDOMの日記を書く前にこの日記を書くことになってしまったが、この後笑い話になるであろうこの話を書いておく事にする。(日記なんてみく○しぃ以来なので、駄文、誤字脱字拙い文になってますが見逃してください)



いつも通りの休職中(まぁ、休職になった経緯は置いといて)。夜の12時頃に、そういえば旦那は送別会だったなーなんて思い出した。

たまにあるし、別に飲んで来るのは問題なし。
いつも通り湯船に浸かりながらアニメを見ていた。だいたいこうしてると、旦那が帰宅する。


が、、、


帰宅の音が明らかにいつもと違う。
無言でなんだかやや暴れてる?様子。

これは、いつもより酔って帰ってきたなーとは思ったけど、髪を振り乱し床に葉っぱなどを散乱させ、服は泥だらけ。
右の額と膝には擦過傷がある。

この日は風の強い雨の日だった。

あーいつも通り自転車で帰ってきたのね...と思ったけれど、それ以上に酔いが酷い。
千鳥足、眠気MAX、その辺に散乱している服など...

酔って帰ってくるのは良いとして、酔ってちゃんと帰って来れない(怪我をしたり、思考がハッキリしてないなど)時は怒る。

結構なマジトーンで怒った。
(何言ったかな?早くお風呂入って寝な?とか?床汚いとか言ったかも)

私がベッドにはいってからも、まぁまぁ普通に相手もご機嫌ナナメ、夜中の1時に壁を叩くような、床に何か叩きつけるような、ソファでなんかゴンゴンするような音がしたので、こんな夜中に大きな音立てるんじゃない!!と怒った。

そのまま私はベッドに戻り、旦那もベッドへ...
私の怒りはまだちょっとあったけど、こういう日の旦那はスマホの目覚ましもかけない。

明日仕事だろ ぼけー と思いながらも、酔った時など旦那のスマホの充電やタイマーは大体私がする。

するのだが...

スマホかない!!!
そもそもスマホがない!!
家中電話したり探す機能で探しても見つからない...

やったわ、これ、どこかに落としてきたわ...

旦那を叩き起してApplewatchとスマホの場所を聞くも

「寒い。」

えぇ、布団を剥いだので寒いでしょうよ。それよりもスマホとApplewatchを探してくれませんかね?!!!


昔、昔の携帯の時代であれば電話帳の中身がーくらいで済む話だが、このご時世はそうはいかない。色んな情報がスマホに入っている。
こんなものを酔っ払って無くしてくるなんて、バ○なのか?

(私は以前夢の国で紛失したことがあります。スペマンで数十分後に見つかった。迷惑。)


とにかく家中をさがして、脱衣所にApplewatchを発見。スマホはみつからず...
旦那に聞いても答えない。

事の重大さが分かってるのか??と多少イラッとしながら...私は

「探してくる!!」

と家を飛び出した。


今のスマホって便利だから、探す機能でスマホの位置がわかる。しかし、旦那は何故か私と位置情報の共有をしていなくて(マジでこいつってなった)、旦那のApplewatchから位置情報を取得し、自分のスマホのぐーぐるMAP先生と共に家を飛び出した。

飛び出す前も、行かなくていいだとか、俺が行くだとか、傷作ってフラフラなのに言ってたから無視した。玄関もカギかけてやった。


そこからはとにかく地図アプリ見ながら、時折小走りで目的地まで...
身体は走ってるから暖かいし、ちょっと喧嘩っぽく家を出たのでアドレナリン出まくっていた。

アドレナリンが出まくっていたせいで、冷静になって目的地の住所をみたら....


交番(駐在所)だった...


あ、交番(駐在所)にあるんじゃん。心優しい市民の方が届けてくれたんだ...涙は出なかった。

まだ、本当に駐在所にブツがある確証がなかったからである。

さらに、冷静になってよく考えたら私が持ってきたものは自分のスマホと自分のApplewatchだけだった...

そう!

身分証がないのである!!


身分証になりそうなものは、アプリで入れているミライロIDのみ!!

迂闊!!迂闊だった!!
とりあえずスマホを探すつもりで出かけたので、交番などに届いている可能性を排除していた!!

うわー。これ、やったわ...


まぁ、80%スマホを貰えない覚悟ではあったが、とにかくブツが無事なのかを確かめるためにメロスは走った。

雨なんて全然気にならないし、暗い夜道も苦にならない!!なぜならアドレナリンがでてr...以下略



駐在所にブツはあった。
誰もいない机にぽつんと置かれていた。
(マジでほんとにコノヤロウ)


駐在員さんが寝ている時間なのか、電話で対応するパターン。近くのパトロールのお巡りさんが10分くらいで来てくれるとの事だった。


この10分の間にも、私は更に思い出した。
旦那に連絡取れる方法を伝えてねぇー!!

まぁ、ある意味これがオチでもある。

お巡りさんが来て、スマホが一応旦那の物であることも分かってもらえたが、このご時世である。

本人が本人の身分証明書を持ってこないと引き取れない。
分かってはいたが、目の前にブツがあるにも関わらず明日の朝までお預けとなった。

ブツはお巡りさんが、近くの交番に持っていった。(駐在所は夜寝てるため人が居ないため)



悔しい。何となく分かってはいたが、悔しい。


悔しい気持ちと、本命のブツがあった安堵もあり、 私はノルアドレナリンを放出しながら帰路に着いていた...


アドレナリンが出ていないからか、風と雨と明朝の気温だからか寒さがやばい事になっていた。
昔、雪の中歩いて帰った時と同じ...
手袋も持って行ってなかったので、傘を持つ手とスマホを持つ手の冷たさは尋常ではなかった。(なんせ退屈だからと意地でもアニメをみながら帰っていたからである)

堪え切れずにコンビニでミルクティーを購入した。ほとんど冷たさが勝っていた。それでもないよりはマシであり、あと半分の道のりがほんの少し暖かく感じた。



あと5分程で自宅に着くとなった時にスマホに知らない番号から電話が来た。

さっきの事だから旦那のスマホを回収して下さったお巡りさんかな?(あれ?でも、電話番号おしえてないんだが)と思いながら電話をとる。


「もしもし、○○さんですか?」
「あ、はい。○○です。」
この時点で薄々気づいていた。違う方向に。

「○○警察なんですが、いまどの辺にいらっしゃいますか?」



「もう、家の前です。(本当はあと5分位だからまだだけど)」

「あ、じゃぁ旦那さんとも会えたんですね」

「え、いや、まだ着いてないのでまだ会えてません」

「え?!あ、でも、もうすぐ帰られるってことですね。」

「あ、スマホは、○○駐在の方が預かってくれるので朝きてくださいって...」

「あ、そうなんですね!それでもうすぐご自宅にってことなんですね。」

「そうです。行き帰りで1時間くらいかかるので...」

「あ、そしたら着いたら旦那さんと向こうにもつたえてください。」

(向こう?とは?まさかもうひとつの可能性の...)


実際、私は脳が働いていなかったのでスマホを預かってくれた方の名前も聞いていなかった。

そのため、もしかしてあの人、偽物 なんて想像をしていた。全くもって失礼である。


自宅に着くと、やはり見たくはなかったがパトカーが止まっていた。
本当に申し訳無い。本当に本当に申し訳無い。
(大切なのでたくさん言う)

警察の方が、旦那に「奥さん帰ってきましたよ。」と...


警察の方の顔が呆れていた。
私も呆れていた。

警察の方には、それはそれは丁重にお礼と申し訳ない気持ちをお伝えした。


本当に警察の方2人とも呆れていた。
優しかった。

本当にすみませんでした。

こんな朝方4時30頃に、呼び出され、ある意味喧嘩みたいなもので呼び出されたものだ。
ただの迷惑でしかない。

私はひたすら謝った。
本当に謝った。
こんなことで呼び出してしまって...


旦那は私が飛び出して戻って来ないため、不安になり、近所のコンビニに電話を借りて警察に連絡したらしい。


どんだけ気が動転していたんだ...

警察の方が「ほら、奥さんもこんなにやってくれて(寒さで忘れたけどなんか労いの言葉を貰った気がする)。よかった。」

そんな感じの事を言って帰って行った。

もう、私は恥ずかしいのと寒いのと恥ずかしいので早くお風呂に浸かりたかった。

旦那は申し訳なさそうにしていた。(それはそう)



私が旦那の状況なら、連絡を取る手段がないのはわかる。
スマホしか連絡手段がないのだ。
スマホを持っていかれたら、どう連絡しようかと思う(まぁ、私の事だからsubスマホでショートメールとか色々試行錯誤するか、追いかけるが..,)

しかし、私はある種のゲーマーであり、いくつかの機器を使ってLINEや通話が出来る。

つまりiPodで自らとも連絡がとれるのである!!(WiFiが使える環境などのみ)
自宅に置いてあるのを思い出したのは、駐在所に着いてからだったが旦那がこの事を覚えていないような気がしていた。なんならiPhoneからiPodにLINE電話したが出なかったので確実に忘れていたのだろう。

そして、私との連絡手段が取れないと思い不安になって警察へ連絡したのだろう。

連絡手段があることを旦那に伝えずに出てきてしまった私にも非はあるのだが...
それにしても、まさか警察呼ばれてるなんて...


ここまで書いていて、凄くデジャブを感じている。この日記、どこか夢でも見たことがあるのか?


とにかく、私の記憶の中でも10位には入るであろうこの、面白い申し訳ない事件は、この日記に残すことで終わりとなる。だろう。

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