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2019年のアート鑑賞

こんにちはエイミーです。
あけましておめでとうございます!

2019年、私は初めての投稿ですので、
今年の目標もふまえてアートのおはなしをさせてください。

今年の目標からずばり。

”自分の好きを貫く”


どうしてこんな目標を持ってるかというおはなしから。

私は2005年から2013年頃までアメリカに住んでいました。(途中仕事やビザの関係で帰国していた時期もありますが)


大学時代を過ごしたNYでは、アーティストビザというお仕事ができるビザだったので、アートギャラリーで働き学費を稼ぐ日々を過ごしていました。


そんな生活のなか驚いたのが、20代、10代後半の大学の仲間たちが、好きな歌手のはなしをするようにアートのはなしをすること。何番街でやっているExhibitionはどうだった?とカフェテリアで意見を交わしたり、ドミトリーから引っ越しするから、新居に飾る絵画を買うショッピングに誘われたり。


芸大にいたから、みんな多感だったのかもしれません。(芸大といっても、映像の演劇や制作する学部)それでも、日本の同世代の仲間よりも明らかにアートに対する好意や興味、そして自分の意思が強い印象でした。


私が勤務していたギャラリーに来る方は、メディアの評価は気にせず、自分の意思を持ち、ひとつひとつの作品に ”オリジナルな意見” を持っている人が多かったです。それが、NY Timesで酷評されていようが、私はここがよかったから好き。といえる意思の強さが目立ちました。


その後、日本に戻ってくると、アート鑑賞は、誰かに認められたもの、話題性や知名度があるものを、みんなが揃ってみているような印象をうけました。オークションで高値で売れたから、ターナー賞をとったからなどなど。なんとなく鑑賞してお腹いっぱいで、そこからの意見交換や、作品購入は、NYの人々の方が積極的でした。


どっちが模範的なアート鑑賞の仕方なのかは分かりません。意思を持つ、持たないは国民性も大きく関わってくるので。


ただ、私が8年、まだ8年ですがアートのお仕事を続けているいま、目指したいところは、自分の好きを貫いている人生です。


話がずれますが、私が担当しているラジオ番組(interFM894日曜23:00~)でも思う事なのです。ご一緒しているのは私よりもふたつもみっつも人生まわっていらっしゃる、音楽に携わる方々。MCとしてお話を聞いていると、長年積み重ねてきた好きに自信を持ってらっしゃるから、本当に楽しいのです。私も、おばあちゃんになったら自分の好きなアートを目を輝かせて若い方におはなししたい。


ラジオの宣伝になってしまいましたが、アートの分野でも自分が良いものを純粋にフォローして、発見して、偉い人がなんて言っているか、周りがなんて言っているかなんて気にせずに自分の評価をつけることが出来る人間になりたいと思っています。


そう思ってるはずでも、帰国してから時間が経つと、あれ、私けっこう日本人的な感覚でアート鑑賞してたな。すっごい周りの眼気にしてる!という瞬間もあったことが否めません。

周りを気にせずに楽しめるものの代表はアートなのかなとも思っているので、自分で発掘して、自分の意思を持つ。

今年は更に、その意識を心の根っこに持ちたいと思います。


目標:自分の好きを貫く! 忘れないようにもう一度書いておきます。



さて、

花はアートなのか?

年があけてもその答えは分かりません。

今日、お話ししたかった事は、アートって自分の好きな作品を発見したとき、楽しさ、何十倍にも膨らみます。

私も、好きな作品には沢山出逢ってきましたが

Akiva Zamaも嬉し恥ずかしながら、好きな作品のひとつ。


それでも、夫婦だし同じ会社なので好きで当たり前でしょ。と思われることもあります。それもあると思います。ただ、間違いなく、作品が好きだから花とんぼでお仕事をしています。まわりの意見を気にしていると、今年の目標から遠ざかりそうなので、花とんぼの人として、作品に対する敬意に自信をもっていきたいです。


ここまで語ってしまう鑑賞者がいるということは、やはりお花はアートなのかもしれませんね、それはまた続きます。


2019年、目を輝かせながらどうして好きなのか何が良いのかを語れる人間を目指して、頑張って行こうと思います。


本年も(本年は!)どうぞよろしくお願いします。




読んで頂きありがとうございます。地域のこども達に無料でアトリエを開放して、花や植物に触れるワークショップの定期開催を目指しています。その際に使用する道具の資金に使わせて頂き、随時noteでご報告します。