見出し画像

自己主張の執筆…超ビギナー時代のポートフォリオは恥だらけ

初心者からライター活動を始めて、ちょいちょい報酬もいただけてきました。そんな私の初の執筆は「電子書籍」。
ここから”やる気の馬力”が付いていったのですが……。


初の執筆は電子書籍

はい。電子書籍案件って、初心者ライターさんに振られているのを、多く目にしませんでしょうか。私もその一人でした。

当時、親の件で自宅から市外へ行ったり来たりの往復に疲れていたとき。
クラウドソーシングで「ライターアンケート」のような案件が目に留まりました。
”しばらく案件探しもライティングもしていなかったし……”と、軽い気持ちで応募。

これは以前の記事で書いたhttps://note.com/hanatomitsu0703/n/nec4307b0437f

↑ ↑ ↑ 
「初心者向けのライター講座」よりはマシでした。

久しぶりの案件・執筆アンケートの最後に、
「電子書籍に興味はあるか」だったかな、
意思確認に似た文言があったと思います。
その一文を見たとき、「書きたい!」と思い、その通りのことばをアンケートに記入しました。

すると後日、そのアンケートのクライアントから「電子書籍を書きませんか」とメッセージが。

「ヒャッホイ♪」てな感じで引き受けましたが、10000字で1000円。
・・・まぁ、文章力をつけられれば……
そう思い、得意分野で執筆しましたが、
ド素人に10000字は、ちょっとキツかったです。

それに、ブックライター目指していたわけではなかったので、
2本(それでも2本も)執筆してギブアップするように納品しました。
その後、再びお誘いいただきましたが、「もうキツくて書けない」と思い、丁重にお断りしました。

実際書いていて疑問に思ったことがありました。
初心者に電子書籍を依頼しているのに、校正してくれない点。
加筆修正の依頼もナシ。
リリース後に読んでみたら、修正箇所がひとつもナイのですよ。

初心者向けにアンケートを出して、電子書籍執筆まで持って行って、
ご自分のレーベルから発行。
著作権はクライアントに帰属すると了承して、執筆しました。

それを考えると、
「自分ががんばって書いたものを、丸々持って行かれるのは腑に落ちないかも……」
モヤモヤするなぁ、と思いました。
もちろん、事前に「著作権は自分にはない」ことは了承していたけれど。

そして。
今になって文章を読み見返すと、のたうち回る恥ずかしさ・・・。
(/ω\) (*ノωノ) 
ワタワタ……
抹消したい……この思い上がっていた当時の気持ちもろとも、ほんと。


ポートフォリオは自己主張強めだった

やっとできたポートフォリオは、電子書籍の執筆2件の要所を切り取って、サンプル記事として出してみました。

いやはや……
今読み返すととんでもなく恥ずかしい文章。
(というか恥ずかしくて読めたもんじゃない)

当時は一生懸命、熱量を持って書き上げたわけです。
でも、構成は甘すぎでできていないし、
誰に読んで欲しいのか不明瞭だし、
ただの”自己主張”なだけで終わってる。

これが私の「初めてのポートフォリオ」でした。
(未だにそのまんま)

何のため誰のために文章を書きたいの?

文章を書くということ。
自己主張では誰も見てくれません。
誰の心にも刺さらないんだなって。
だから、見向きもされない。

誰のために、何を伝えたいのか。
そんなことなどよく考えずに、
ただただ当時は「報酬目当て」「上手に書けるようになりたい」「認められたい」
そんな一心。
そこばかりに心と執筆の重きがありました。


そこにあったのは、
ド素人の甘い考えが抜けない、
稚拙な文章で報酬をもらっている私
がいました。

この時から少しずつ、執筆に対する心の変化が起き始めました。
「誰かの役に立つものを書いていきたい」
「本業にしたい」

そのためには、もっと頑張って書いていくんだ!と心に固く決めました。

でも、執筆作業に行き詰まっていきました。
・レギュレーション、守っています。
・クライアントの執筆ルール、守っています。
でも、独学では本当に行き詰まる経験をしました。

「独学のままじゃ、成長できない単価の安いライターのままだ」と焦りを感じていきました。

次回は、「焦りを行動に変えた出来事」を”執筆”します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?