窓の外の景色に
季節を感じながら
苦い思い出が少しでも
優しくなればと願っている
あの人が忘れたハンカチを
何度たたみ直しただろう
角が合わないのは
私の心と似ている
シルクの黄色いスカーフは
少し派手だと思ったけれど
変わる事も必要ね
次の一歩のために
愛されていたことは事実で
二人には少し狭すぎた部屋
旅先で書いたポストカード
宛先には二人の名前
無造作に壁に留めたまま
まるで時が止まっているようね
またあなたのことを 思うでしょう
だって 愛はまだここに
しばらく言わせてね
また、明日
✴︎✴︎✴︎
#詩 #poetry #lyric
#私の作品紹介