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ポートレイトレクチャー「58.背景を含め全体を把握しておくこと」

屋外ポートレイトでも室内のポートレイトでも被写体の奥には背景があるのが一般的です。そして背景には色と形があります。
背景がシンプルな撮影は白バック、黒バックといったスタジオ撮影くらいなものでしょう。
それ以外のポートレイトでは基本的に背景があります。

この背景にどこまで気を配れるかというのがとても大切になります。
というか、まず撮影場所を選ぶ段階で、背景をどうするかを考える必要があるのです。

今回の話はとりあえず光のことはあえて無視します。
その上で背景はどうするのかというお話です。

街中であれ、公園であれ、「モデルさんをここに立たせたら背景はどうなる?」ということを常に意識することです。

では、どんなことに気をつけて、何を考えながらシャッターを押すことが必要なのでしょうか。

ポートレイトワークショップなどをやると、参加者の方々は少しでもいっぱい撮り撮りたいという思いからか、持ち時間のあいだ中ずっとシャッターを押している人が多いと感じます。

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