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ポートレイトの真髄を見た!(渡辺達生さんトークイベントを振り返って)

11/19に渡辺達生さんをお招きしてトークイベントを開催しました。
参加された方もされなかった方にもお役に立つかなと思い、トークイベントで私が感じたこと、やっぱりそうだったのだと思ったことを書き記したいと思います。

まず、渡辺達生さんについですが、もはやポートレイトを撮る人は知らない人はいないんじゃない?というほど有名なグラビアカメラマンです。
アイドル、タレントさんの写真集は200冊以上、週刊ポストの表紙を長く撮られてきた方です。
古くは雑誌GOROの創刊からずっとグラビアをやってきました。
また、最近では著名人のにこやかな遺影を撮られる「寿影」も撮られてきました。
渡辺達生さんを知らないという方でも、「武田久美子さんの貝殻ビキニの写真集を撮られた方」というと、みなさん「おおー、あの写真集の〜!」と言われたりしますw。

というわけで、とにかく人物を撮ることに関してはプロフェッショナルな方です。

そんな渡辺達生さんに2時間ほどお話を伺いました。
そこでは、ポートレイトの真髄ともいえるお話がいくつもあったのでここで書いていきたいと思います(文章でお伝えするのはとても難しいのですが)。

まず一番最初にした質問で、「ポートレイトを撮る上で一番大切にしていることはなんですか?」ということについて、こんな答えをされました。

「その人はどんな人かな〜って知りたいじゃない」
「カメラの向こうでこの人はどんな人なんだろう、どんな表情をするんだろうってすごく興味があるんだよね」

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