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ポートレイトレクチャー「52.綺麗に撮ることの先にある何かを目指す」

ポートレイト写真の基本は、その人を綺麗に撮ることだと再三書いてきました。

このことは間違いないのだと思っているのですが、果たして綺麗に撮れればそれでOKなのでしょうか。

モデルさんを綺麗に撮れた!
モデルさんの笑顔を可愛く撮れた!
お花畑をバックに雰囲気よく撮れた!

もちろんこれを目指していくことは良いことだと思います。

ただ、ポートレイトを撮り続けていくと、やはりその先を撮りたくなってくるのではないでしょうか。

では、その先とは一体どんな写真なのでしょう。

簡単に言えば、あなただからこそ撮れる写真。
あなたらしいポートレイト写真。
ということだと思います。

簡単に言ってしまいましたが、実はこれが難しい。

ポートレイトにおける被写体を、お花に例えてみると、誰が撮ってもバラの花はバラの花。
こんなバラの写真は見たことがなかった!などという写真はなかなか撮れるものではありません。

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