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青春はカメムシ色

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10代、20代前半の頃の実体験を書いています。 青春の思い出がメインなので、恋愛(片思い)の話が多いです。 ってゆーか、これ、誰得なのかなあ。 ちょっと不安。 ――――――――… もっと読む
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記事一覧

映画レオンのマチルダに憧れた15歳。

「レオン」という映画にドはまりしたのは、中学三年生の頃だった。 その頃には、私はまるでゾ…

花千世子
1か月前
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13歳、生まれて初めての本命チョコ。

バレンタイン、ということでマガジンの「青春はカメムシ色」でも更新しようかなと思っていたら…

花千世子
2か月前
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教習所で一目惚れをした話~後編~

前編はこちら↓ 先生になかなか会えないのに、手紙を渡せるのだろうか。 そう思ったけれど、…

花千世子
1年前
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教習所で一目惚れした話~前編~

私が住んでいた愛知は、狭い範囲にいくつも教習所があった。 当時は18歳を超えたら免許を取…

花千世子
1年前
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地獄の強歩大会<後編>~ゴールの幻が見える~

また前編後編に分けてしまった。 前編はこちら↓ 夜の道、しかも知らない道を女子4人で歩く…

花千世子
1年前
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地獄の強歩大会<前編> ~やる気スイッチは突然に~

中学二年の冬に、40キロ歩行という行事があった。 40キロを夜通し歩いてゴールを目指そう…

花千世子
1年前
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ラブレターの催促しちゃう系女子。

前回の記事の続きです。 ニシウラ君と二人きりになることに成功した。 やったね! ……しかし、私のミッションは、彼と二人きりになることではないのだ。 ニシウラ君は、ラブレターは読んだのか。 それともまだ気づいていないのか。 それを確認したかった。 教室に緊張した空気が流れ、私はニシウラ君に言う。 「突然、呼び出してごめんね」 すると、ニシウラ君はこう言った。 「昨日は、部活で来られなくてごめん」 ああ、そうか。 部活か。中1のその頃は部活に入っていなかった私。 な

生まれて初めて書いたラブレターは、待ちぼうけの産物。

……って、誰か聞きたい人っているんだろうか。 いや、そもそも私の青春の話に興味がある人が…

花千世子
2年前
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あきらめない15歳の最終兵器。

前編はこちら↓ 森野の好きな人は、もちろん私ではない。 だけど、本人の口から好きな人の存…

花千世子
2年前
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塾に行けば、あの人に会える。

塾のない日は、私はとても退屈だし、何よりも寂しい。 ああ、あの人の顔が見たいと、とおまじ…

花千世子
2年前
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たった一人の読者は、担任の先生。

小6くらいから漫画を描き始め、小説を書くことにも興味を持ったのは、中学一年くらいの頃だっ…

花千世子
2年前
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病室の中で青春<後編> ~わらびもちは恋の味?!~

前編はこちらです。 ああ、私はアラシヤマ先生が好きなんだ。そう気づいてしまった。 自分の…

花千世子
2年前
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病室の中で青春<前編>~中学生活初めて夏休みは大ピンチ!~

中学一年生の夏休み。 私は某市の大学病院に入院していた。 持病の検査入院なので、体は元気だ…

花千世子
2年前
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自分の青春時代を色で例えようと必死になったら……。

とうとうマガジンというものをつくった。 人って、ある程度、年を重ねると過去のことをやたら思い出すんだろうか。私だけだろうか。若い頃のことばかり思い出すんだよ、最近。 そういうわけで、青春時代の記事を書こう、カッコいい思い出もきれいな思いでもないけど、ひたすら脱力するような思い出ならある。 そう思って「青春はカメムシ色」とつけた。 ただなんとなくつけたタイトルではなく、私が19歳の頃に着ていたニットが由来だ。 19歳の専門学校生の頃に、オシャレに目覚めた私は勘違い路線