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【警察エッセイ】逃げられない覚悟

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の初搭乗時のシンジ君。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

逃げちゃだめだ。 
逃げちゃだめだ。
逃げちゃだめだ。

皆さん、何かしらから逃げてはいませんかい?

『毎日の様にストレスフルな日々を送っているもんだから、時には無責任にも逃げたくなる時はあるよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、人間誰しも何かしらの問題から逃げ出しちゃうみたいな事はあるかと思う。

14歳の碇シンジ君だって逃げずにエヴァに乗って使徒と命懸けで戦ったんだから大人がそう簡単に逃げちゃアカンと思われがちだけども、大人こそ自分で逃げ道を用意しておかないとアカンのかなとも思うのよね。責任感のあるガキンチョ共もいたりするけども、あくまで『責任感』出会って、本当に責任があるというワケじゃない事がほとんどなんよね。

それに引き換え大人には正真正銘の責任が容赦なく降り掛かってきて、本来なら背負わなくてもいい様な責任も背負わされて、その責任に耐えられずに潰れてしまう人が現代では後を絶たないよね。『昔の人はもっと忍耐力かあった。』とはちょこちょこ言われるけども、額面通りにその言葉を飲み込むのはいささか早計かと思うんよ。

確かに昔の人は現代人に比べてバイタリティに溢れて、ちょっとの事じゃへこたれなかったのはその通りだと思うんだけども、一方で潰しに来る側。無責任に責任を背負わせに来る側が昔と比べてより陰湿になっていると思うんよね。昔は良かったけども今は駄目だという意見は何とも腑に落ちないし、何で今と昔のいいところをミックスさせていかないんかなとも思うのね。

まぁ、現代社会を生き抜く為に自分自身で逃げ道というのを用意しとかなアカンと思うんだけども、世の中には逃げる事が許されない人達もいるよね。

花山がかつて働いていた警察はあらゆる事から逃げる事が許されない仕事の一つなんよ。言い方が難しいけどもたかがイチ地方公務員である警察が背負うにはあまりにも重すぎる責任だと思うんよ。

苦難困難災難。

目を背けて逃げ出したくなる様な数多の難に立ち向かっていかなければならない警察。

戦う覚悟も必要だけども逃げられない覚悟も必要なんよね。


■逃げられない覚悟

警察官は皆さんご存知の通り人々が逃げていく中においても時に命を懸けながら逆に立ち向かっていかなきゃいけない仕事なんよね。そんな絶望的な現場から逃げるという事はあらゆる面でアウトなんよ。

法律的にもアウトだし、一般市民からみても逃げ出す警察官なんてアウトだし、そんで、警察官のアイデンティティ的にもアウトなんよね。

花山は現職時代はどちらかという戦う覚悟よりも逃げられない覚悟の方が強かったんよ。そんな警察官は頼りないなと思われるかもしれんけどね。でも、勝手な想像だけどもも、多くの警察官はそんな頼りない逃げられない覚悟というモノでなんとか警察官としてのアイデンティティを保っていると思うんよ。

ただ、うのらりくらりと逃げるのが上手な警察官もいるんよね。そんな警察官がいる事は本来あってはならないんだけども、組織というのは大きくなれば大きくなるほど、イレギュラーな存在や管理しきれない状況というのが生み出されるもんなんよね。

そんな警察官のせいで過去に警察は大問題をいくつも起こしてきたし、世に出てないだけで、そんなイザコザはしょっちゅう起きてんのよ。

ある意味、花山は警察組織から抜けたから一種の逃げ出した事はになると思うんだけども、どうか、現在過酷な現場で戦っている警察官の方々には逃げない覚悟を持って勤務にあたってほしいんよね。

■まとめ

『逃げられない覚悟』を持つ事は人生において必要な事だとは思うんだけども、一方で『逃げ出す勇気』も必要だと思うんよね。

『逃げられない覚悟』というモノは自発的に持たなきゃいけないモノであって、誰かに押し付けられてするモノでは無いと思うんよ。もちろん、誰かの考えや言葉に感銘を受けて持つ事もあるとは思うけどね。

今の時代はカオスで、なかなか明るい未来予想図を描けない時代だと思うんよ。何でもアリな時代になった事は逃げる勇気を持ちやすくなったと思うんよね。そういった人が多くなったって事は集団心理と言ったら仰々しいけども、逃げずに耐える事が己を成長させるという機会を失っている人が増えていると思うのね。

逃げられる限りは逃げても良いと思うんだけども、一つ覚えておかなきゃいけないのは、いつか逃げられない時がやって来るって事。

そういった場面に出くわした時に果たして自分はどんな決断をするのか?

そしたら少しは逃げられない覚悟を持てるんかなって花山自身も思ってるんよね。

今回は以上となります。
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