がぶりカルビ

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もはや懐かしさを感じたコメディ映画

 2020年3月20日公開。オリンピックの延期が決まる4日前に劇場公開された映画だ。4月に入り緊急事態宣言も発令され、コメディ映画どころではなかった2020年。  放映当時、スクリーンでは観ていない。今になって、動画配信サイトでおすすめにあがってきたから、観た。幾多にも張り巡らされた伏線をお笑いで回収していく小気味良さ。自然と身を委ね、笑う事が出来る映画だった。  ワイワイ騒いで、くだらない事を言って、ボケて、ツッコんで笑い転げて。そんな日常の中に入り込んでいたコメディと

    • ハリー・ポッターとジャングルの軌跡

       ラドクリフ君が主演の映画。それだけで見始めたわけだが、ラドクリフ君も立派な大人になって、お髭まで生やしていて、人の成長は頼もしくもちょっぴり寂しいものである。  映画の内容は、探検家数名が意気投合し、ジャングルの奥地の未だ報告されていない先住民を見に行くと行った内容だ。  当然、ハリー・ポッターではない「ヨッシー」とみんなに呼ばれているラドクリフ君。実に似合わないっ。先入観が払拭できない。ロンとハーマイオニーがまだ出てきそうな気配の序盤。  ただ、一生懸命な役作りに心の底

      • ボロボロの首回りと不眠とヨガ

         最近、コロナ禍で取り上げられることも多くなったストレートネック。 おそらく自分も昔からそうだったのだろう。幾度となく頭痛や腕のしびれ、肩回りの違和感となんとも言えない倦怠感は常にあった。  そしてついに、夜も眠れない程の痛みに襲われることになる。毎日が寝違えたかのような首の痛みで目が覚める。病院嫌いであることが拍車をかけ、なかなか改善はすることはなかった。むしろ中途半端なセルフマッサージや強引なストレッチが急激な悪化を招いてしまったのかもしれない。  それでもまだ、病院

        • 10年後のスーパーガール

           あいみょんの曲の中で、異彩を放つ「スーパーガール」。歌っている本人が、今の自分の全てを出して歌い上げていると言った曲。  正直、全てを出し切ってなお、将来性を感じる曲である。  逆に言えば、背伸び感を感じる曲なのである。彼女以外が歌っている所を観てみたいと思った唯一の曲でもある。ノスタルジックでジャジーな曲調は、20代の彼女よりハマる人がいて、いずれそういう所にも行きつくのではないかという期待が膨らむ。 Ego-wrappin' がもしこの曲を演奏したら。 Ego-

        もはや懐かしさを感じたコメディ映画

          「大嫌い」を引き出した天才シンガーソングライター。

           あいみょんの歌詞の独特の世界観や表現、それでいて目に浮かぶような巧みな言葉の使い方、そんな彼女らしさを存分に見せつけてから放たれるありきたりの言葉は、独創的な言葉へと進化する。    青春と青春と青春の好きな歌詞はと聞かれ、もちろん全ての言い回しが魅力的で、甘酸っぱくて、懐かしさや真新しさを凝縮したような歌詞に迷ったものの、やはり最後のシンプルな一文しかないなと感じた。  そしてそんなアーティストが好きなのだろう。 吉田拓郎の「言葉」 斉藤和義の「歌うたいのバラッド」

          「大嫌い」を引き出した天才シンガーソングライター。

          全てのスタッフ、演者に敬意を込めて。

          宣誓! うちらは、フェスに参加する前の日とかも 当日終わってからも ワインパーティー🎉🥳🍷や ホームパーティ🥧👱‍♂️🍤に呼ばれても 絶対に参加しないで 速やかに帰宅することを誓います🥰 2021年7月7日🎋🌌 自称:自営業

          全てのスタッフ、演者に敬意を込めて。

          月の店舗維持費15万円・儲け15万円のカレー屋さんが、毎月原価500円のカレーを1000円で600個売る話

           飲食店を経営するには、固定費と自分の取り分を稼がなければならない。 例え話のタイトルだが、理解できればそれはもう立派な経営者の仲間入りだ。客単価と客数を減らさず、トッピングを売る方法を思いついたら、優秀な経営者の仲間入りだ。 つまり、飲食業とは、そういうことなのだ。  原価率50% 客単価が1000円だと、1ヶ月で600人分の食事を提供することで、お店を維持できる。今、コロナ禍で生き残っている店は、これが出来ているか、不足分を資金調達をして補っている店だ。  設定単価

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          800

          月の店舗維持費15万円・儲け15万円のカレー屋さんが、毎月…

          往復ビンタを食らう素人投資家の話

           投資の世界では、目の前の利益に飛びついたつもりで、高い買い物をしたり、自己否定が出来ず損を拡大させて、痛い目を見る人がいる。 バンドワゴン効果と、損切りは登竜門的な所である。  チャートと数字はいつも正直だ。しかし、希望的観測を理由に上がった時に下がることを願い、下がっている時に上がるかもしれないと夢を見たり、怯えたりする。  川下りの開催が報道されたのは5月19日だ。 このデータをもとに、開催に踏み切った根拠はきっと提示は出来ないだろう。事務的なもので、別にいつでも中

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          500

          往復ビンタを食らう素人投資家の話

          雑誌で先行投資 値段を見ない買い物

           いつからか、値段をなんとなく流し見しつつ、これが欲しい!と思ったら ついつい買ってしまう、消費社会のカモになりつつあった自分への投資。  今シーズンの夏のアウトドアグッズは、この中からしか買わない。  アウトドアアイテム雑誌の【GO OUT】8月号はなんと、大体1万円以下の商品しか載っていない。この雑誌だけ見ていれば、自ずと出費も抑えられはずだ。後でカード明細を見て尋問されることもない。  我ながら素晴らしい『850円』の先行投資。秀逸な雑誌の選択だったと思う。 あとは、

          雑誌で先行投資 値段を見ない買い物

          あいみょんという without you

           AIMYON 弾き語りTOUR 2021 “傷と悪魔と恋をした!”【岩手公演】  2021年7月1日岩手県民会館。観客を迎え入れた曲はバッドフィンガーのアルバム【NO DICE】の曲達だった。ビートルズを彷彿とさせる彼らの楽曲がとても心地良かった。幾多のアーティストがカヴァーしてきた名曲のWITHOUT YOUが流れた瞬間に、自然とリズムを刻む自分がいた。  自分が初めてこの曲をちゃんと聴いたのは20歳の頃。今は時代の流れとともに閉店となった横浜ビブレのHMVで、マライア

          あいみょんという without you

          揺れる あいみょん

          コロナ禍でのライブ。 弾き語りというスタイル。きっと大丈夫。 万が一も無いように、万全を期して過ごした1ヶ月。1人の観客として行くだけなのに、重圧というものを感じてしまった。 5月になると、盛岡のコロナ感染者が警戒レベル3を越え続け、中止や延期になったライブも当然あって、常に期待と不安が入り混じる日々。 やる事が正しいのか、やらない事が正しいのか。いずれにせよ、手応えがない。実感が湧かない。 一瞬のように過ぎていった、ライブという非日常。ずっと心に残る、特別な瞬間。

          揺れる あいみょん