「詩経」には三百の詩がある。

半分くらいは恋に関するものらしい。

恋に関する詩と言えば、百人一首もだいたいが男女の恋を詩に込めている。

なぜ、古代に詠われていた詩にこうも恋愛が多いのだろうか。

この疑問に答えられる仮説として、先ず浮かんだのは、シンプルに人々の心を打ち響かせてきたからであろう。

恋は儚い一面を持ちつつも、原動力となる非常に強かな一面も含まれる。

さて、次は検証の段階だ。

実際に自分の目で確かめる。私はこの作業を億劫にしてきた。何度も放棄してきた。

やりたいと思った時にやるのが吉日だ。

あと92日だ。