軽度うつと診断されて2

※(軽度)うつ病の人が必ずここにまとめた症状が出るわけでもないし、似たような性格の人がうつ病になるとも限らない。あくまでも一つのパターンとして読んでほしいし、参考にしてもらえればと思う。
※身バレ防止のため少し脚色している箇所があるが、症状などについては事実を記載。
※現在も通院中、集中力が続かないため区切って記載。

「軽度のうつ」と診断され、いざ帰るころになって全身に震えが走った。3月であるがそこまで寒くない日にも関わらず、全身寒くもないのに震えが止まらなかった。
振るえる手でまずは診断結果を一番真剣に病院に行くことを進めてきたパートナーにLINEをした。そこからはどうやって家に帰ったのかも覚えていない。
診断された次の日、会社の上司に震えながら「軽度うつ」と診断されたことを伝えた。
ネガティブな考えを持っているため、会社を辞めないといけないのではないかと最悪なケースばかり考えていた。
上司はやはり、自分の仕事スピード、対応の変化を感じていたようですぐに理解してもらえ、仕事についてどうしたいのか聞いてくれた。これまで行ってきた複数業務の緩和、スピード対応業務から離れる、在宅勤務など会社がOKを出してくれて休職もなし、会社を辞めなければいけないという最悪なリスクを回避できたのだ。
理解してくれた上司、会社には足を向けて寝れないほど感謝している。

なぜ休職などを選ばなかったのかというと、休職してしまったらもっとダメになる気がしたから。複数業務やスピード対応はできないかもしれないけれど、仕事を取られてしまったら何もない、いざ仕事復帰した時何もできなくなっているのではないかと感じたから。あとは休職中何をやっていいのかわからない、毎日ボーっとやる気も起きず過ごすのが嫌だったからというのもある。
そんなこんなで、ゆるく仕事をやりながら軽度うつ寛解に向けての生活がスタートした。

#軽度うつ #エッセイ

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