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「許されたい」気持ちについて

こんばんは
ハンサムです。

4月から新卒君と新人君が我が部署に配属され、
新人君の方が少し辛そうだったので
本日飲みに誘った話を綴りたいと思います。

前科について

まず、ハンサムは社会人〇年目
今まで3人のOJTを行ってきましたが
1人目 2~3ヵ月でお休み→部署異動
2人目 1週間で退職
3人目 1ヵ月で退職
という流れで過ごしてきました。

正直、私はけっしてパワハラをするタイプでは無いのですが、どうしても自分自身の仕事に熱が入ってしまい、
新しい人たちからしてみると、ちょっぴり厳しく感じられてしまうそうです。
(これは1人目のOJT相手に「ハンサムさんほど仕事に熱量や時間を注げない」と言われた。)

ただ、長く働けばいい…
みたいな非効率なことは大嫌いなので
通常事務はほとんどマクロを組んで自動化したり、効率化に勤めてまいりました。

ハンサム自身は死ぬほど残業しましたが
新人君には開発などさせずに、環境を整えてから、
引き継ぎを行ってきたつもりでした。
(私自身べつに技術職でも理系でもなんでもないので、超時間をかけながら手探りで全部自動化しただけ。)

だからこそ、
『ここまで楽な仕事にしてやったんだから、ちゃんとやれよ』
みたいな気持ちがなかったとは言えません。


仕事に熱中してしまうこと

許されたい気持ち

まず、今日新人君と語り合って、
分かったことがあります。

私はどうやら、
かなり仕事に熱を持ってしまうタイプのようです。

熱を持ってしまうからこそ、
完璧を求めたり、答えを追求したり、
してしまいます。

何故、ここまで私は熱を持ってしまうのか?

以前のnoteでも書いたのですが、
私は、生きることが辛い人のために働いています。

家族のうつ、うつは遺伝する?|ハンサム|note

この仕事に就こうと思ったキッカケはたくさんあるのですが、
私のルーツを語る中で、無視出来ない話を一つ。

私は高校~大学にかけて、
幼馴染の兄妹を、自死で亡くしてしまいました。
我が家の真向かい、正面のお家に住む幼馴染。
ある年に妹、その1年後、後追いで兄。
この話は、誰にも話した事が無いので、深掘りはせずに概要のみという事で…

さて、
一番近い人を、私は何もせずに見送ってしまったので、ずっとずっと、これから先も永遠に許されることなく、生きていかねばなりません。

何かしないと、もう私自身も生きていけないので
この仕事に就きました。
あの時出来なかったことをするためです。

死にたい人のことは、助けられませんが
生きたい人のことは、助けたいからです。

いつの日か許されるために、
しっかり仕事をして、役立たねばという気持ちで日々過ごしています。

自分にとっての仕事と、他の立場

ということで、
私にとって仕事は、お金を稼ぐための手段だけではなく、自分自身が生きていくために必要なものでもあります。

ただ、頭では
「私自身は、仕事に対して『こう思っている』」
けれど、
それはけっして他人に強要出来るものではないことは分かっています。

私のように罪を重ねたから、こういう仕事に就いている人間ばかりではないですし、仕事は単に自分の生活のための人もいます。
頭では分かっているけれど、
どうしても他人に寛容になれないのです。


他者を尊重する気持ちについて

結局、私が「許されたい」と思って、
熱中している仕事が、
他の人にとっての「苦しみ」になってしまうと
全く意味がありません。罪を重ねる一方です。

でも、
私の心の中で、折り合いの付かない何かがあって、
つい、いつも厳しく接してしまいそうになります。

新人君は、
「しんどい」気持ちを伝えつつも
私とコミュニケーションを取ろうと
アプローチをしてくれました。

今日、共に語り合い、
色々あれど、目指すゴールは同じだと分かったので
私が無理に苦しくなる必要は、本来ないはずです。

今までは、
・みんな怠けている
・やる気がない
・相手に失礼だ
なんて思っていたのですが…

もしかしたら、
今までの新人君たちも、自分の力量の中で、精一杯の100%で頑張っていたのかもしれません。

『飲みにケーションなんて古い』『苦痛だ』
なんて言われるこんな現代で
どうやって分かり合えば良いのか分かりませんが…

ただ単に『他者を尊重する気持ち』を持つことは、
あまりにも難しいので…
なんとか平時のコミュニケーションから、
尊重出来る、分かり合える、何かを探していきたいと思った本日でした。

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