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映画にまつわる思い出〜バグダッドカフェ〜

この映画を初めて観たのは何十年前だろうか?
ちょっと背伸びをした気分でミニシアターで観た。

「バグダッドカフェ」

大好きになり、その後も繰り返し観た。
なんといってもこの映画の音楽全てがとてもよい。
サウンドトラックもよく聴いた。

有名な
「calling you」(シンガーはjevetta steele )

「Brenda,Brenda」
が特に好き。

あとはピアノの練習曲も好き❤️

舞台は、周りに何にもない砂漠の中にある、寂れたモーテル&ガソリンスタンド「バグダッドカフェ」

日常生活に追われ、余裕がない毎日を送るブレンダ。
何もかもうまくいかない、不満満載で閉塞的な空気、、、
ブレンダは夫を追い出す。
そんなところにやってくる、異国から来た旅人ヤスミン。
ヤスミンは旅の途中で夫とケンカ別れし、一人トボトボ歩いてバグダッドカフェに辿り着く。

よくわからない文化背景を持つ二人は、お互いを勝手に妄想する。
初めは相入れないが、ヤスミンが(勝手に)モーテルの事務所や自分の借りた部屋を掃除してから、関係が変わっていく。

ちなみにヤスミンがハシゴを登り、黄色いタンクをブラシで掃除しているシーンが映画の表紙(?)になっている。青い空と黄色のタンク、赤い題名の色合いがすばらしい。

バグダッドカフェ

徐々に打ち解け、かけがえのない友人となる二人。

この映画を観て思ったのは、

「芸は身を助く」だ。

ヤスミンは荷物の中に入っていた「マジック入門グッズ」で練習してマジックを身につける。
そのマジックを披露したところ人気が出て、しまいにはブレンダと一緒にマジックショーでバグダッドカフェを盛り上げる。

マジックショーではブレンダは歌い、息子のサロモはピアノ演奏、娘のジャニスはダンスで参加。お客も歌を歌うシーンは最高!

音楽とマジック、この二つはどこに行ってもコミュニケーションを取るのにとても役に立つ芸だと思った。

砂漠を吹き荒れる風、どこか寂しい風景、そこで生まれる結束、青い空と夕暮れのオレンジ色の空、、、ノスタルジックな映像も素晴らしい。

もう一度観たくて、DVDを買ってしまった…。
やっぱり、サイコー!

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