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1967.1.25 名園シリーズ 兼六園

今週に入り朝晩はぐっと冷え込み、毎日最低気温が零度前後の日が続くようになりました。古紙収集は今日が年末最後のため、朝5時過ぎに溜まった新聞や段ボールを出しに行きましたが、パジャマにカーディガンでは寒さに耐えられず急いで家に入りました。
毎日それほど風が強く吹かないせいか、昼間も日なたを散歩をしていると暖かいのですが、日陰に入るとやはり気温差を感じます。ただ、先日旅行をした北陸とはやはり寒さは段違いで、雪のせいもあり足の裏から突き刺すような冷えを感じながら歩いていたことを思いだすと、やはり北国の人たちは改めてえらいなぁと思いました。

乾燥で丸まってしまってます…

旅行の3日目に訪れた金沢の兼六園はまさにこの切手の通りの雪景色でした。同じ週に日本経済新聞のコラムで山田詠美さんが

毎年、選考委員を務めている泉鏡花文学賞授賞式に出席するため、紅葉の美しい時期に石川県の金沢市を訪れる。そして、用事が済んだ後、二、三日、滞在を延ばして、夫と街歩きを楽しむ。

昨年は、「Go To トラベル」とやらの影響で、どこもかしこも人だらけだったので、早々に東京に戻って来た。兼六園なんて、ピーク時の原宿竹下通りの様相を呈していて、いわゆる「映えスポット」らしき場所には長蛇の列。新型コロナの感染拡大を後押ししていたとしか思えなかった。ホテルのロビーを居酒屋代わりにしていた行儀の悪いやからも見受けられたし。強気に出られなかった宿泊施設側もお気の毒。

2021年12月14日 日本経済新聞 夕刊「あすへの話題」より

と書かれていたのですが、紅葉の季節ではないせいか長蛇の列もなく、ぶらぶら歩きながら雪景色の霞ヶ池などあちこちで写真を撮ることができました。金沢21世紀美術館に併設されているカフェは満員でしたが、近くの古都美という喫茶店に入り、香林坊から雪の中を歩いてきた足を休めてゆっくりと暖を取りました。

真空管のアンプでしょうか。暖かい音色でした。

金沢は町並みが非常に美しく、散歩をしていて楽しくなる街です。今回はひがし茶屋街まで足を延ばす時間がなかったので、また是非訪れてみたいと思います。

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