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2021.1.22 自然の記録シリーズ 第1集

今日は昨日とは打って変わってお昼の気温が15度を超え、ダウンのコートを着て歩いていると汗ばむほどでした。年の瀬らしく表に出て門扉にお正月飾りを設えている家族を何軒かで見かけました。
小さい頃は築地に魚などを買い出しに行ったり、板状の餅をお雑煮用に準備したりしたことで年が変わるのを感じたものですが、今では年末年始でもお店が開いているので特別な買い出しに行くこともなくなり、何となく普段と同様の生活で新しい一年を迎えます。
あえて年末らしいところといえば、今年数年ぶりに再開した年賀状の準備位でしょうか。世の中は廃止の方向に一直線で進んでいるようですが。

今日は親戚に一年遅れの入学祝いを贈るのと、税務署への届出に際して初めて特定記録郵便物を出す用事とがあり、近くの郵便局に向いました。
その局は記念切手の品揃えが豊富なのですが、先日のトークショーで星山理佳あやかさんの作品として紹介されていた「自然の記録シリーズ 第1集」がまだ売られているのを発見し、購入することができました。

淡い色使いが目を和ませます。

江戸時代の植物図譜「花木真寫かぼくしんしゃ」に題材をとり、水仙、寒菊等近衛家凞いえひろの手による写生図が見事に表現されています。昭和36年の花シリーズや平成24年の牧野富太郎生誕150年といった、これまでの花を題材とした特殊切手と比べてもまた違った特色があり、大事に取って置きたくなる仕上がりです。
また、余白に描かれた水仙の線画も味わいがあり、来年発行を予定している鳥類を題材にした第2集が今から楽しみです。


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