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1919.10.3 飛行郵便施行記念

戦前の記念切手も今となっては未使用であっても簡単に手に入るものが多いのですが、立太子礼の儀式の冠(10銭)や逓信記念日制定記念の小型シートなどは使用済でも気軽に購入できる値段ではないですし、真偽のほども不明です。

大正8年発行の飛行郵便施行記念もその一つですが、この切手は普通切手である田沢型旧大正毛紙に複葉機の図案を加刷したものなので、それほど購買意欲がわかないものです。

ただ、航空機を用いて郵便物を配送する、という出来事自体は当時としては画期的な話ですので、エンタイヤや記念の絵はがきを手に入れたいと思っていました。

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こちらは帝国飛行協会発行の2枚組(二重橋と大阪城)絵はがきで、特印は地上から飛行機を見上げる面白いアングルになっています。実際の飛行は悪天候で中止になったりとなかなか大変だったようです。

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