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1948.4.27 東京明るい逓信展記念

今日は綿商会館で月に一回の切手市場が開催される日です。先月初めて訪れた時はかなりすいていた印象があったのですが、本日はオークションが同時に行われていたこともあり、お昼過ぎに到着すると4階の会場は少し混雑していました。

出店者は切手商の方々だけでなく、個人でご自身のコレクションを販売されている方もいらっしゃるようです。9月の時はエンタイヤ中心で色々と見ていたのですが、今回は未使用切手を販売しているブース(といってもテーブルにマテリアルが置いてあるだけですが)を発見し、かなり時間をかけて持っていない切手を探しました。

19480427_C123_東京明るい通信展記念

戦争が終わってまだ3年も経っておらず、悪性インフレで諸物価が高騰する中(郵便料金もこの年一気に4倍に値上げされました)、4円払って趣味の切手を購入して記念印を押してもらうとは、どれだけ生活に余裕がある人だったんだろうと想像してしまいます。

また、エンタイヤでは往復はがきで風景印の郵頼をしたものを購入しました。和歌山県田辺郵便局窓口係の方が裏面に書かれた文言が気に入ってます。今こんな言い訳は書けませんが…

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なぜ8月末になって阿寒国立公園の切手(同年の7/15発行ですが)に和歌山県の郵便局の風景印を押してもらおうと思い立ったのかが何となく気になりました。表面に鉛筆で住所・氏名が書かれており、筆跡から考えるともしかすると小学生の夏休みの自由研究なのかもしれません。それにしてはお金がかかっていますが。

なお、現在の風景印は1994年4月6日から使用されており、天神崎と武蔵坊弁慶の像が描かれています。

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