見出し画像

十二国記、ついに読破!

やっと最新刊を読めました。
本当に世界観、ストーリー展開全てが素晴らしいですね。

最新刊では家臣がクーデターを起こし、本物の王を退け、偽の王として君臨します。
偽の王を倒し、本物の王を首都に導くことが今作の目的です。
物語の主人公は本物の王の家臣になります。

現実世界ではその時点で王朝が滅び、クーデターを起こした人物が王として君臨できるわけです。

しかし、十二国記では「天」という場所からの公認がないと本物の王になれないんですよね。
そこが面白いところです。

本物の王として認められないと何が起こるか。
それは災害や妖魔などが現れ、国が荒れます。
王がいることにより、それらが鎮まります。
しかし、偽の王だと抑えることが出来ません。
まぁ偽の王にとっては民はどうでもいいらしいです…
クーデターの動機も自分本位でしかありませんでした。
そもそも本物の王は優秀なので、正常な思考ならクーデターを起こす理由もありません。
ほんと胸糞です。

十二国記の根幹的な謎は「天」とは一体何なのか?になりますね。
この世界を統べる天帝という人物が伝説上にいるらしいですが、まだ物語上に出てきていません。
そもそも存在するのかも不明です。

これから、それらの謎が解き明かされるでしょうがこの小説大河ドラマよりも壮大です。
気長に待ちたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?