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【資格】貸金業取扱主任者を振り返る

本屋に行くのが好きだ。資格の参考書コーナーに行くと、やる気がみなぎってワクワクする。

勢いで買って目的が見えず参考書を無駄にしたこともある…。何のために取得するのか慎重に考え勉強を始めるのが大切だ。

今日は、昨年取得した貸金業取扱主任者試験について振り返ろうと思う。
もし、金融業の方など、取得を迷われている方がいたら参考にしてほしい。

貸金業取扱主任者とは

貸金業者は、貸金業に営む従業員50名につき1名貸金業取扱主任者を設置せねばなりません。

50人に1人というところから、希少性や需要は正直あまりないマイナーな資格です。

お金貸す時は取引時確認が必須、文書の保存年限、債務不履行者への対応、簡単な財務の知識と、業務上の規定に関する根拠を学ぶことができる。
催告の抗弁権や時効、意思能力のない人についてなど、民法の範囲も広い。

相対評価ではあるが、50問中30-34問くらい正解すれば合格する。

私の受験きっかけ

①単純に、時間がありました。毎日定時帰宅で、勉強時間は確保できました。

②資格取得によって自己実現を感じたかった。入社後のミスマッチを感じ、もやもやした感情を、資格取得に集中し紛らわしたかったのです。

③主任者になれば、投資関連の管理事務ができた。新卒1年目、教えるのにも時間がかかるということで、放っておかれることが多かったのももやもやした。自分でできる努力をしようと思った。

勉強スケジュール

・7月末にテキスト購入
・8月から毎日の通勤時間40分はテキストを読書
(章末の5-6問の問題でアウトプット)
・9月中旬にテキストを読み終わり、章末問題2周目を行う 
・10月から試験の11月中旬まで過去問15年分ほど解く→適宜解き直し

テキストについて

私が使ったのは、この本だ。
過剰なフルカラーはアウトプットを邪魔する
アウトプットしながら自分で大切だと気付いた箇所に蛍光ペンを引きたいため、フルカラーはあまり好きではない。赤と白の2色ずり、蛍光ペンが裏写りしない程度の紙の厚さが気に入った。

また、テキストも問題も1冊で確認できるのが良かった。

過去問演習について

貸金業協会のHPで過去問は全年分印刷し、過去問と解説を掲載してくれているサイトがあったため、解説はそれを読んで勉強した。無料だ。

民法が大幅に改正された以前の過去問を解いても、選択肢が決まらなかったり現行法だと正解がないものがあることは要注意だ。

私は直近2年残して15回分ほど遡ったが、5ー6年分に絞り、質良く何度も解き直すほうが良いかもしれない…

解きすぎて、問◯→〜分野 と大体どの辺りでどの分野の問題が出てくるか想定できるようになった笑

ぶっちゃけ難易度

合格率30%というが、これを低いか高いかは別として、勉強すれば受かる試験だと思う。
センスではなく量が物を言う試験です。

民法分野が1番苦戦したので、他で落とさない・民法を諦めずしっかり理解することを工夫しました。

ちなみに、試験を終えたばかりの時の投稿だ。

これでは、次は簿記1級かTOEICと言っているが、宅建士にします!

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