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【リバービーチ・キャンパス】川「と」あそぶvol.2「川を遊び尽くす!カヌー体験&川あそび満喫コース!」

2023年8月11日(金・祝)、入間川上流の名栗川にて、【リバービーチ・キャンパス】川「と」あそぶvol.2「川を遊び尽くす!カヌー体験&川あそび満喫コース!」を開催しました。
リバービーチ・キャンパスは、川や河原(=リバービーチ)を大学のキャンパスに見立て、さまざまな川あそびを通じて自然にふれる、親子参加型の体験プログラムです。
この日は大人14名、子ども10名が参加。前回のリバービーチ・キャンパスに引き続き、参加していただいたご家族も3組いました。
 

名栗川で楽しい川あそび!

今日は、これまでのメイン教室「飯能河原」を飛び出して、入間川上流に向かいます。
入間川上流は「名栗川」と呼ばれ、飯能河原とはまた違った川の姿を見ることができますよ。
名栗地域の林業活動拠点、木の駅・ものづくりに集合した後、すぐそばの川へみんなで移動しました。

川あそびの前に注意事項を確認!

まず初めに、ナビゲーターの小野まり(埼玉ハンノウ大学学長/写真右)からリバービーチ・キャンパスについて、名栗川のこと、そして川あそびの注意事項についてお話ししました。
説明を聞き終わったら、それぞれが好きに遊ぶ形で授業スタートです!

名栗川は比較的水位が浅く、流れも穏やかですが、川底は滑りやすいので注意が必要です。
保護者の方にしっかりサポートしていただきながら川に入り、川底の感触や水の冷たさに徐々に慣れていきました。
最初は足でジャブジャブするだけでしたが、やがて全身水に浸かってずぶ濡れに…。
水深のあるところを選んで川辺の岩から元気にジャンプ!
浅瀬では、ライフジャケットを付けた状態で仰向けに浮かび、着衣遊泳に挑戦している子もいました。

ざぶーん!と川へ飛び込む子も。冷たい水が気持ちいい!
ライフジャケットを付けて着衣遊泳に挑戦

箱メガネや虫取り編み・バケツも用意してあるので、水中観察もできます!
箱メガネをのぞき込んでよく見ると、岩や川底の石の間に小さな魚やカニ、川虫の動く姿が…。
中腰で黙々と水中を観察する子どもたちの姿がなんともかわいらしかったです。

箱メガネや虫取り網で小さな魚やカニを捕まえる子どもたち
たくさん捕まえられたかな?
トンボ(オニヤンマ)など、川辺の虫を捕る子も!
こんなに見つけたね!

初めてのカヌー体験はドキドキ・ワクワク!

カヌー体験は、参加者全員が体験し、何回も挑戦する子もいて大人気でした!
川は基本的に深くても大人の膝上程度、流れは一部早いところがありましたが、お互い声掛けなどをして最後まで安全に配慮して活動することができました。
夏の暑い時期だったので、テントなど休む場所を確保し、水分補給タイムも設けました。楽しいあそびばかりでついつい集中してしまいがちですが、こまめな休憩を呼びがけ、熱中症の心配もなく楽しく過ごしていただきました。

ロープで引いてもらっているのでお子さんも安心して乗ることができました
カヌーには2~3名で乗り、オールでこぐ難しさも体験できました
名栗川の清流は川底が見えるほどの美しさです

リバービーチ・キャンパスでは、授業終了後、参加者全員で周辺の清掃活動を行うことにしています。きれいな川だったので大丈夫かな?と思いましたが、飯能河原よりは少ないものの、やはりゴミが落ちていました。子どもたちが熱心に探してくれて、来た時よりもきれいになりました。
楽しく遊んだ後は、きれいな自然に戻すことも重要ですよね。
川のことを知ってもらい、どうしたらこの環境を守れるのか?一緒に考える機会にできればと思います。

「ゴミがあったよー」
子どもたちは丁寧にゴミ拾いをしてくれました
小さな瓶や靴、網なども拾い集めることができました

夏休みのお楽しみ!木の駅で楽しいサマーパーティー

今回は夏休み中の開催ということもあり、川あそびの後、みんなでサマーパーティーをしました。
木の駅のご協力のもと、焼きとうもろこしや焼き鳥、カレーなどを提供いただきました。今日の授業を振り返りながら、お喋りにも花が咲きます。
この日の軽食はすべて地元の山の薪で、焼いたり煮たりしたものです。ガスや電気は一切使わず、自然のエネルギーだけでお料理した美味しいご馳走でした。

夏祭りみたいで楽しいね!
香ばしい焼きとうもろこし
バーベキューでは欠かせない串焼き(焼き鳥)
大きなお鍋で作るカレーは美味しいよね!

流しそうめんのセッティングも完了!
長い竹を割って手作りした水路に水を流すと、みんなお箸とお皿を持って集まってきました。
流れるそうめんをすくって、すすって、お子さんも親御さんもとっても楽しそう。夏の風物詩で、少し涼んでいただけたでしょうか?

流しそうめん、みんなの目が真剣です…

宴もたけなわ、おなかも心も満たされたところでサマーパーティーは終了。解散となりました。小魚や川虫などを小さな入れ物に入れて、昼食の場所まで持ってきて大事に観察していた子どもたちも、最後は川に返していました。

参加者からの声をちょっとご紹介

「一回目のリバービーチキャンパスの授業が楽しくて、子どももこれなら行きたいといっていたので、二回目の開催を楽しみにしていました」

「一回目のリバービーチキャンパスの授業は都合が悪くて行けなかったので、二回目の開催こそはと思って申し込みました」

毎回人気で満員になるリバービーチ・キャンパス。
初めての方もリピーターの方も、みなさん楽しみにしてくださっていてとても嬉しかったです。リバービーチ・キャンパスは今年度、全5回の開催予定です。次回以降も川を楽しむ、川に親しむ授業を開催していきますので、お楽しみに。
日程は決定次第、埼玉ハンノウ大学ホームページでお知らせします。

ご参加いただきありがとうございました!

「リバービーチ・キャンパス」は、埼玉県の「SAITAMA リバーサポーターズプロジェクト(リバサポ)」の応援事業に登録されています。

本授業は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催しました。

【ナビゲーター】
小野 まり(埼玉ハンノウ大学)

【運営協力】
公益財団法人 日本釣振興会
マルキユー株式会社
入間漁業協同組合


 (レポート:渡辺佳枝、文章構成:吉田奈緒美)


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