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ブレーブスが剛腕投手レイナルド・ロペスを獲得!

どうも、ハーノです。
ブレーブスが早速動きました。
今回はそれについて書いていきたいと思います。

①ブレーブス、ロペスを獲得

ブレーブスが剛腕リリーバー、レイナルド・ロペスを3年30Mで獲得しました。100マイルも叩き出す剛球が武器です。
契約の詳細は1年目が4M、2、3年目が11Mで、4年目に8Mの球団OP(バイアウト4M)がついています。
元々は先発投手でしたが、2022年に本格的にリリーフに回ると61試合で防御率2.76をマーク、今季もホワイトソックス、エンゼルス、ガーディアンズの3チームで合計68試合に投げて防御率3.27をマークしました。特にエンゼルスとガーディアンズでは100マイルの豪速球を武器に好投しています。

また、2018年、2019年には先発投手として2年連続で180イニングを投げた事もあり、ブレーブスは補強ポイントである剛腕リリーフという面だけでなく、先発投手として運用するオプションも考慮しているようです。
2、3年目の年俸がリリーフとしては少し高めなのは、そこに対する期待値もあるからだと思われます。

先発のデプスを深くする可能性を作りつつ、チームのリリーフをしっかり強化する、悪くない補強だと思います。

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②年俸設定から見る来季の本気度と将来

ロペスの契約は、年俸設定が少し特殊なものとなっています。1年目を4Mに抑え、2、3年目を11Mで高めに設定しています。
1つの理由としては、1年目は先発としての試用期間としての意味で期待値が低く、先発orリリーフのどちらかに専念する2年目以降にしっかり活躍してくれれば、という意図があるでしょう。

しかし、それだけではないと思われます。
まず、ブレーブスにとって2024年は1つの勝負の年です。左のエースであるフリードがオフにFAを控え、先発の柱の1人だったモートンもオフにFA、そうでなくとも来季40歳でいつ衰えてもおかしくありません。
勿論、24年以降もブレーブスはコンテンドし続けるでしょうが、ひとまずは来季が最大戦力で迎えられる節目のシーズンとなるのです。
そんな2024年を迎えるにあたっての補強を少しでも動きやすくするために1年目の年俸を抑えているのだと思われます。

また、24年オフにはそれだけ年俸が浮きます。フリードとモートンだけで30M以上浮きますし、オズナが球団OP行使とならなければ更に16M浮きます。
このように余裕が生まれる算段もあります。

ロペスの年俸設定は、この辺りの事も考えた上でのものと思われます。

③大物先発投手獲得への影響

結論から言いましょう。
無いです。

ロペスは未知数すぎますし、まだブレーブスには資金投入の余裕もあります。
また、②でも書いたように2024年はブレーブスにとって勝負のシーズンであり、それ以降のことを考えると複数年活躍が見込める先発投手が必要です。

妥協する理由には全くありません。

現在ブレーブスはグレイにかなり強い興味を示しており、山本の獲得にも動いているという話も出てきました。

早速FA市場で注目の1人だったロペスを獲得したブレーブスですが、その動きが鈍る事はまだまだ無さそうです。

④終わりに

いかがだったでしょうか。
まだまだ今季オフのブレーブスのFA戦線から目が離せませんね。
ブレーブスがここまでFA市場で攻めていくのを見るのはアンソポロスGMの就任以来初だと思いますし、かなり楽しみにしています。

来季こそ世界一を!

それでは、また!


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